荒音 ジャックの旅日記
荒音 ジャック
荒音 ジャックの旅日記
長かった【KAC2022】もこのお題で最後になる……俺にとって、このイベントは旅のようなものだ。
運営から出る『お題』と言う羅針盤を頼りに目的地に向かう。放浪のような旅……今まで2回ほどKACに参加したが、すべての『お題』を書けたことはなかった。
今回の旅では全ての目的地を回り切ることが出来た……だから、その道を振り返れるように旅日記を付けよう。
個人的に最後の『お題』にはピッタリの『お題』だ。
お題その1「二刀流」
参加作品「妖魔刀剣録 疾風迅雷の双剣」
ひとりの妖魔狩りの青年と双子の妖魔の絆の物語で、久しぶりに双子のキャラが出てくる作品だったが、4000字で剣戟アクションを書くには、今の俺にはハードルが高かったな。
お題その2「推し活」
参加作品「推し活相手の同期が僕のコアファンだった」
交差する推し同士の物語で、初めて書いた同性愛の要素が入った作品で、「僕」の読みが「やつがれ」であることから略称を「推しやつ」にしていた。
お題その3「第六感」
参加作品「俺の彼女は第六感が強いらしい」
くだらない戯れから霊感少女と付き合うことになった主人公の物語……恋愛系で派手さもないからか? 「推しやつ」に比べると、反応が弱かった。
お題その4「コメディ」
参加作品「Saturday morning comedy」
出てくるキャラクターたちが一言も喋らない無言劇のような作品で、作者である俺自身、そんな無言劇のような趣向のコメディ作品を書いたのが初だという。かなり挑戦したような作品である。
お題その5「88歳」
参加作品「ウチのじいちゃん88歳、アイドルでーす!」
これに関しては……うん、読んでもらった方が解りやすいかもしれない……そんな作品だ。
お題その6「焼き鳥が登場する物語」
参加作品「焼き鳥屋『勇往邁進』」
このお題に関しては、Twitterでも割と騒ぎになっていた……なんてったって自主企画では、これ関連のとんでもない企画があったからな!
俺も締切過ぎて遅刻組になっていたらそっちサイドに行っていた可能性があったかもしれないと思うと、そうならなくて良かったと思ってる。
お題その7「出会いと別れ」
参加作品「人生に一度かもしれない今日の全力を君に伝えたい」
個人的に、凄く思い入れのある作品ではある。「出会い」は嬉しいものだが「別れ」は悲しいもの……そんな対極的なモノを纏めたこのお題で物語を書く時、あるJロックの曲を脳内でアコースティックギターアレンジに変換しながら、この作品を読んだ人たちの「前に進む力」になって欲しいと思いながら書き上げた作品だ。
お題その8「私だけのヒーロー」
参加作品「雷電光人.ライサンダー」
この作品で出てくる『ライサンダー』は書こうと思っていたヒーローモノ作品の登場人物をオリジンにして書いた作品で、ウケは良くなかったけど、早くこのオリジンが出てくる作品を書きたいなとは思った。
お題その9「猫の手を借りた結果」
参加作品「ダンジョンで黒猫の手を借りたら婿にされました」
この作品はTwitterで面白いツイートに返信してから取り掛かったモノで、凄く久しぶりにダンジョンが出てくる異世界モノを書いたよ。カクヨムでは競争が激しいジャンルだけど、短編にしてはオヌヌメしたいくらい面白い内容にはなったと思う。
お題その10「真夜中」
参加作品「深夜通りの探偵は真夜中に動く。」
週末、仕事から帰って4時間ぐらい仮眠を取ってから真夜中にエナジードリンクを飲みながら書いた探偵モノで、かなり悩みに悩んだこともあって修正も含めて終わる頃には朝になっていた。
いっそのこと……真夜中の外に飛び出して、あるかも解らない答えを探しに行こうとも考えたよ。
お題その11「日記」
そして、今までのことを纏めたのが今回の『お題』であるコレなんだが……3月4日から始まった【KAC2022】は、俺にとって、本当に楽しい旅だった。
行き当たりばったりで上手くいかないこともあれば、初めてのことに挑戦したり、上手く説明できないようなことがあったり、今後の方針が決まるようなことがあったり、本当に色々なことが起こって、とても充実していた。
長い旅路も歩けば短い……そう感じるのは道中で心に残ることが沢山あったから、それがこれからの土台となり、進むべき道を照らす。
次回の【KAC2023】でも、今回のような素敵な旅ができると良いな……
荒音 ジャックの旅日記 荒音 ジャック @jack13
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