2018年の出会い(弓チョコさんへ)

弓チョコさんへ


 五人。


 なんの人数かといいますと、私がSNSにおいて2018年の段階で出会っており、そして今も繋がっている人の数です。

 ありっち、こんちゃん、柿原さん、こけばしさん、そして、あなたです。


 あのころは左も右もわからなかった。小説をサイトに上げてみて、それから(宣伝が必要なんだな)と思ってTwitterを始めてみたものの、なにをやればいいのか、どうすれば友達ができるのかがわからなかった。

 弓ちゃんと出会ったのは、まごうことなき伝説の企画(?)である「第一回いっくん大賞」です。これは間違いありません。あのとき私は「遥かなるマインド・ウォー」を楽しませていただきましたね。っていうか、今見てきたら星が6しかない……あんなにシナリオの上手な作品なのになぜ……っと、ごほん。これは余談でした。とにかくあなたとは楽しい出会い方をしたわけです。


 それから弓ちゃんとは長い長いお付き合いを続けてきて、いつの間にか「弓チョコさん」ではなくて「弓ちゃん」と呼ぶようになりました。そして今、同じグループの中でお互いの創作の進捗報告を行なっていますね。これって新たな関係です。これから先、深く深く繋がっていくための種になるのではないでしょうか。じつに楽しみです。


 でも、私はどうして弓ちゃんとずっと繋がることができているのでしょうか。


 それはひとえに、あなたのお人柄によるものだと思っています。一番印象的だったのは、私があなたの小説にコメントを残したあと、それへのお返事でした。


「初めてのコメント、うれしいです!」


 私がコメントを残すたびに、レビューを書くたびに、あなたはめちゃくちゃに喜んでくれた。この喜び度合いを見れば、こっちだってうれしくなっちゃいますよ。弓ちゃんはいつも喜んでくれるひと。ほほえんでくれるひと。だからずっと一緒にいたいと願ったのです。


 いつかは、角川キャラクター小説大賞に一緒に応募しようといいながら、約束を守れなくてごめんなさい。だけど今年に入り、ついにカクヨムコンテストでご一緒できましたね。あなたに対して果たせなかった約束が、予期せぬ形で叶えられた。

 じつはね。すごくすごく、うれしかったのです。

 これからも一緒に、たくさんの公募に応募しようね。


 ……いんや、嘘。


 弓ちゃん、すぐに受賞しちゃってね。一回で決めてくれよっ!

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