ただそこに或る(松宮かさねさんへ)
松宮かさねさんへ
ちょっと紙面、足らなくね?
あなたがお手紙企画に参加してくださるとおっしゃったとき、私はまずそう思いました。もういろんな思い出があって、なにから書いてよいのか、なにを書けばよいのかわからないのです(笑) だから、全般的な関係について書かせていただければと思います。
かさねんはいつも、私の味方。
とてもおこがましいのですが、私は常にそう考えてきました。もちろん私も、いつもあなたの味方です。これは間違いありません。あなたが幸せであること、あなたが喜ぶことを考えています。これからも、そうであればいいなと思っています。
だけどやっぱり、あなたはそれ以上に私の味方であろうとしてくれました。
Twitterでは深夜までDMで遊んでくれましたし(みみなしほういち&てぶくろをかいに は我ながら秀逸でした)、LINEでは朝方まで通話してくれました。私が九州に遊びにいったときにはバイキングで一緒に死ぬほど食べましたし、誕生日にお菓子とか、ファミコンを送ってくれたのも嬉しかったです。私が愚痴をこぼせば同意してくれ、場合によっては表に立って凸してくれようとする。詩一・かさねコンビはいつも私を救ってくれるのです。だから私はどうも、あなたに甘えてしまうところがあるようです。あなたはそれすらも大きなこころで包みこんでくれます。なんと希有な存在なのだろう、と思います。
かさねんにはいくつかの夢や希望がありますが、そのうち次のことについてはぜひ自分も協力して叶えてあげたいと思っています。
あなたはよく、「関東や徳島に行きたい」と言いますね。知っています。関東は詩一さん、徳島はまっつんがいるからですね。これ、一人での行動が不安でしたら私がご一緒しましょう。
そして、ライフワークである「リーゼロッテの魔法」の脱稿。これは長い年月をかけて成し遂げられることだろうと思います。途中、なにかシナリオ上の相談があればいつでもおっしゃってください。また、他の作品ででも、公募に応募される際にはぜひ下読みをさせていただきます。
私にできることってそう多くはないのですが、できることであなたに還元ができればと考えています。だってあなたはいつも私の味方でいてくれたのですから。味方でいてくれた方に味方でいようとするのはこれ、自然なことではありませんか。
なによりあなたに救われたのは。
私がかつてネット上で違う自分でいたとき、そしてそれを隠したまま消えようとしたとき。あなたが最初に私を許してくれたことです。今から思えば、あなたに話したのは必然だったのかもしれません。
私は今、たくさんの友達に恵まれて幸せです。
幸せをくれて、ほんとうにありがとう。
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