ユーフォー襲来、若楓(紺藤香純さんへ)

紺藤香純さんへ


 嫌われているような気がする……!


 ある日私は、恐れおののいていました。身に覚えがあったからです。紺藤さんに嫌われているのではないかという、れっきとした理由が。

 それは私が開催している、WEB上の句会です。もしかするともう『平常運転』と捉えられているかもしれませんが、あの句会のDMで私はなんのためらいもなく数々の下ネタを投下しました。でも、紺藤さんのツイートを拝見していると、絶対あれはヤバかったのではないかと想像しています。

 そう。あなたのツイートはとても優しいのです。写真の一枚一枚が優しい。そんなひとに下ネタぶっこんだりしたらいけませんね。ぼくはあなたに対して、喜びと恐れおののきの反復横跳びを行なってきました。


 嫌われているような気がする、と思っていたら、あなたは私の「タメ口で話してもいいひといますか」というツイートに反応をくれました。「いいよ」と。おおー、これはよかった、嬉しいなと思い、「じゃあ呼び方も紺ちゃんでいいすか?」と質問したらスルー。げげっ、ここはまだ踏みこんではいけない領分だったか? 今度こそやっちまったか?

 でもあなたは先日おっしゃいましたね。「○○県に来るなら連絡ください。時が満ちたとき、お会いしましょう」(※想像。要旨)と。これは驚きでした。すごくうれしかった。今のところはこれで止まっていますので、またやっちまった、ということはないのでしょう。


 私はいつも、あなたのこころの中で彷徨ってばかりです。

 喜ばせていただいたり、やっちまったとへこませていただいたり。それはまるで、遊園地の巨大迷路のよう。

 でも今、二つだけ願うことがあります。

 一つは、ぜひこれからもっと仲良くなって、あなたの好きなこと、あなたの小説を書く意味、あなたの歩いてきた道を知っていきたいということ。


 そして。このお手紙が、あらたな『やっちまった』にならないことです。

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