第457話
さてさて、ディバットの群れに対して先制攻撃を仕掛けたタンケ先生。しかしてなかなかダメージが出ていない様子。
「音の壁で防がれるんだよね。かなり固いなぁ。」
「全部で30匹くらいでしょうか?そろそろ私も攻撃出来るので加勢しますね。」
ちなみにこのゲームで一番攻撃距離が長いのがタンケの使っているライフルタイプの銃になる。魔法は意外と中距離向き何だよなぁ。遠距離でも攻撃出来ない事も無いけど。
「距離が伸びたら消費MPが増える奴も在りますからね。さぁ行きますよ!」
イルセアの攻撃
魔力操作・焦熱魔法・範囲拡大・魔法改造・無詠唱・魔力節約スキルが発動
消費MP50ポイント 魔力節約スキルの効果 消費MP30ポイントに低下 イルセアの残りMP870ポイント
ダメージ500ポイント
ディバットの群れの防御
群体・音の壁・連携・爆音スキル発動
ダメージ-200ポイント
ディバット達は300ポイントのダメージを受けた。
オーバーキル!!ドロップが減少!
ディバットの羽・ディバットの鼻を獲得。
ジャストキル!!
厄災の魔核・ディバットの翼膜・ディバットの牙・ディバットの喉袋を獲得
ドガァンッ!
わぁお。今ので結構な量の敵が消えたな。タンケが削っていた奴なんて消し炭になってるぞ。
「てっ、敵の残り20です。わっ、私も攻撃に参加します!!」
モッフルは友魔を召喚した。
リトルドラゴンのピーちゃんが現れた。
「ピーッ!」
「いやドラゴン!?ドラゴンなんで!?」
「こいつドラニアで卵拾ったんだよ。そんで孵化したらドラゴンだったって訳だ。」
「まっ、まだ子供なんですけどね。ピーちゃんやっちゃって!」
「ピッ!!」
ピーちゃんの攻撃
閃光ブレス・拡散・光りの加護・閃光竜スキルが発動
ダメージ120ポイント
ディバットの群れの防御
群体・音の壁・連携・爆音スキル発動
ダメージ-100ポイント
ディバット達は20ポイントのダメージを受けた。
オーバーキル!!ドロップが減少!
ディバットの爪・ディバットの眼を獲得。
ジャストキル!!
厄災の魔核・ディバットの皮・ディバットの牙・ディバットの翼を獲得
おっ?群れが減った事で音の壁も薄くなったのか。ダメージ軽減量が減ってるな。それにしてもピーちゃんすげぇな。こんなに小さいのになぁ。
「ピィッ♪」
「おーよしよし、ここか?ここがええのんか?うりうりうり。」
「ピィ~♡」
「ぴっ、ピーちゃんがすぐ懐く何て、や、やっぱりルドさんは凄い・・・。」
「パパは凄いんだよ!」
「(`・∀・´)エッヘン!!」
「お前等まだ戦闘は終わってねぇぞ?ホラ来やがった!!」
ディバットの攻撃
破壊音波・爆音・群体・驚異の肺活量・超超音波・厄災の恩寵スキルが発動
ダメージ700ポイント
おっと、それじゃ俺も仕事しないとな。
ルドの防御
万想の鎧・双璧・エリアガードスキルが発動
スキルコンボ!!万想の鎧・双璧・エリアガード発動により<盾の障壁>スキルが発動。
ダメージ-900ポイント
ルド達のダメージ0ポイント
うん、まぁこんなもんだよな。障壁がちょっと揺れたが全然問題無い。
「・・・・・・・。なぁ、俺は目がおかしくなっちまったのか?厄災眷属の攻撃ってこんな簡単に防げたか?」
「ぜ、絶対に無理ですぅ。普通の盾職だったら今のでHP持ってかれてますぅ。」
「いやはや、ちょっと固すぎるんじゃないのルド君?」
「私の鞭が全然効果無いんですから当たり前ですわね。」
「シル様から聞いたけど、これで全力じゃないらしいわよ?ねっルド君。」
「おう、まだ全然余裕あるな。」
「「「「・・・・・・。」」」」
「パパはやっぱり凄いね!」
「( ・´-・`)」
そんなに驚く事かね?これくらいならテッタも防げると思うぞ?
「盾職のトッププレイヤーの名前出されても納得しにくいと思うわよ?」
「テッタって盾職のトップなのか?あいつどちらかと言えばバッファーだろ?」
「こいつ駄目だ。盾職の現状解ってねぇ。」
「か、回復職と組んで戦う事の多い盾は、え、HPを犠牲にして味方を守るんですぅ。」
「敵の攻撃を完全に無効化する程の防御スキルは覚えている人は少ないんですのよ?」
「後でスキル見せて貰っても良いかな?僕達の認識と違い過ぎて戦闘に支障が出そうだから。」
そっ、そんなにか?まぁ見せるのは別に良いが・・・・。っと、まだ戦闘中だった。残りの敵を倒してからにしてくれ。
「ならちゃっちゃと仕留めますわ!」
クインの攻撃
鞭の女王・ドS・裂傷・風魔法・必中・範囲攻撃スキル発動
ダメージ120ポイント
「この距離なら俺も殴れるぜ!」
バルドの攻撃
遠当て・漢の拳・気合一発・ド根性・熱血スキル発動
ダメージ230ポイント
ディバットの群れの防御
群体・音の壁・連携・爆音スキル発動
ダメージ-100ポイント
ディバット達はダメージを受けた。
オーバーキル!!ドロップが減少!
ディバットの足・ディバットの耳を獲得。
ジャストキル!!
厄災の魔核・ディバットの翼膜・ディバットの牙・ディバットの喉袋・ディバットの心筋を獲得
ディバットの群れは全滅した。
「む~!シア達の出番無かった!」
「o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!」
「シアちゃん達はこの後戦って貰いますからね。」
「き、機嫌直して?お、お菓子食べる?」
「やっぱり空中戦は苦手だぜ。」
「叩き足りないですわ。ここはルドさんの背中を借りて・・・。」
「貸さないからな?」
『蝋燭と拘束具は座席の下に入れてますよ。』
「あらありがとう。それじゃこれを使って。」
「使わないからな!」
まったく戦闘が終わったとたんにこれかい!!早く移動しないと次の敵が来るかもしれないんだからさっさとこの場を離れるぞ!
その後も何度か敵の襲撃を受けた。シアとアイギスの戦闘を見て全員がまた口を開けっぱなしにしたり、戦闘が面倒くさいと逃げるディアのスピードに驚いたりとまぁ色々あったが概ね順調な旅程だ。高度を上げて一気に移動する事も提案したが、こんな安定した狩りはなかなか出来ないからとわざわざ敵に突っ込んで迄倒し始めたけどな。
そんなこんなで大分道草を食いながらも、やっとグルンジャ大陸が見える位置まで来ることが出来た。
「おー、見渡す限り森ばっかりだな。」
「それがこの大陸の特徴ですからね。」
「あっ、新しい子が見つかると良いな。」
「まだ友魔を増やしますの?」
「殴り甲斐のある奴が居ると良いがなぁ。」
「新規マップ何だから敵は強いと思うよ。それよりもどこに行けば良いのか聞いてるのかい?」
確かシルは外交特使が待ってるからそいつと合流しろとか言ってたな?
「港街で待ってる筈よ。」
「えっと、その港は・・・・。」
「ぴっ!ぴぃっ!」
「あ、あっち。あっちに在るって。」
「早く行って休憩しようぜ。ずっと飛びっぱなしで体が固まっちまった。」
「ゲームなんだからそんな事無いはずだよ。まぁでも休憩したいのは同意見かな?」
という訳でモッフルの案内で港町に向かって飛んで来たんだが・・・・。なぁんで兵士達が武器を構えてこっちを狙ってるんですかねぇ?
「しかも特使っぽい奴が集団の前に立って指揮取ってるっぽいし。」
「もしかしてもう厄災が手を出して来たのかしら?」
「今スクショを撮ってみたよ。ほら見て。」
「けっ!特使の奴偽物じゃねぇか。踊らされやがってよ。」
「で、でもこの状態かなり厄介ですよ?と、特使が偽物だからって攻撃したら、つ、つかまっちゃいますよ?」
「どうしますの?」
「困ったねぇ。」
「(´-∀-`;)」
降りてスクショを見せれば偽物だって証明できるが、絶対に上陸させんぞ!とばかりに殺気立った目で見られてるしなぁ。一体どうしたら良いんだこれ?
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
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