第435話

2人の現在のステータスはこんな感じです。


名前 クリン

種族 種人種(ポックル)

所属 冒険者 ランクF

ギルド ティーターン (ランクC)


HP   400

MP   100

ブレイブ 100


スキル

<光の勇者(見習い)>熟練度(0/100)(剣士+盾使い+鍛え抜かれた体+精霊の祝福(光)+軽業)

光りの精霊に気に入られ、精霊の勇者として認められたものに授けられるスキル。見習いである為本来の力は発揮できない。戦闘や防御にも使える複合スキル。


『勇者の剣』

与ダメージ100ポイント(装備効果+500)


『不屈の肉体』

被ダメージ-100ポイント(装備効果ダメージ-400ポイント)

体力+300ポイント

身体能力向上


『勇目指す心』

MPを100に上昇

ブレイブポイント付与


<光霊勇剣>:流派特殊派生スキル

剣に精霊から借りた光りの力を宿して戦うスキル。

ダメージ+100ポイント

光属性付与

消費ブレイブポイント100


<道具使い>(爆弾使い・スリングショット使い・スナイパー・火薬調合・投擲・爆発範囲拡大)

道具を使い相手を攻撃する。

ダメージ+100ポイント

ブレイブポイントを使って爆発範囲・威力を調整可能(ポイント1ポイント=範囲+10メートルorダメージ+10ポイント)

命中率UP

クリティカル率UP


<気配察知>

 自身を中心とした半径50メートルの動く物を察知してマップに表示する。


<注目の的>

何処にいてもあなたの体は輝くだろう。(ヘイト値上昇補正)


<鑑定>

アイテムの詳細な情報や、敵の弱点などあらゆる情報を得られるスキル。


名前 ルゼダ

種族 種人種(ポックル)

所属 冒険者 ランクF

ギルド ティーターン (ランクC)サブマスター


HP   100

MP  1000(装備効果+200)


スキル

<聖女(見習い)>(瞑想+巫女+聖癒天女+聖魔法+浄化+魔法制御+結界)

癒し、守る事に秀でた物が得る事の出来るスキル。ただし見習いの為本来の性能は発揮していない。効果は任意で切り替えられる。あらゆる効果を持つ複合スキル。


『半精霊体』

MPを1000に上昇

瞑想により魔法の効果を1~6倍に上昇する。(ランダム)


『聖霊魔法』

MPを消費して対象を攻撃する。(聖属性 消費MP1~100 ダメージ10~1000)(装備効果+300ポイント)

結界を張り味方を守る。(消費MPにより強度変動。)

武器補正+200


『祈り』

対象を回復してダメージ軽減効果を付与する。(消費MP10~100 HP100~1000回復 ダメージ-100ポイント)(装備効果+300ポイント)

祈りの効果により状態異常を回復する。浄化も可能。


<弓術>

弓を使って攻撃ができる。ダメージ10ポイント


<聖火>

聖なる炎を生み出して相手を攻撃する。その炎は不浄なるものを浄化する力を持っている。

消費MP10~100ポイント ダメージ100~1000ポイント 追加効果【浄化】

武器補正+200


スキルコンボと装備等は省いています。それでこのスキルのどこに無理が出ているのですか?


「(見習い)なんてスキルは本当は無いのよ。」

「勇者であれ、聖女であれ、見習いでしたらその前提となるスキルの表示になるのです。(見習い)等とハッキリ書かれているのはおかしいんですよ。」


つまり勇者と聖女のスキルが無理矢理作り出したものだと。


「それじゃ早速だけど治していくわね。」

「戻す際に1つになっていた影響で他のスキルに影響が出る可能性も在ります。もちろん素材となったスキルが変容している事も。それでも良いですね?」

「ちゃんと成長できるなら良いですわ。」

「僕もです。」

「それでは始めます。よろしくお願いしますね悪魔さん。」

「しくじるんじゃないわよ女王さん。」


いつの間にこの2人は仲良くなったんでしょうね。そんな2人がクリン君とルゼダちゃんを挟んで立ち。両手を地面に向けました。すると、ルゼダちゃん達の足元に緑と紫が混じった魔法陣が現れます。そこから発せられた光りが2人を飲み込みます。


「これは一体何してるんだ?」

「あっルドさんお帰りなさい。何やらクリン君とルゼダちゃんがズルをしてスキルを作っていたそうなんです。それを元に戻しているとか?」

「そんな事出来るのか?なら俺もスキルを合成して攻撃力を・・・・・。」

「あっこの方法で作ったスキルは成長しないんですって。」

「まじか。それじゃ駄目だなぁ・・・・。」


ルドさんは若干攻撃力が得られなかったことを引き摺っていますね。シアちゃんとアイギスちゃん、もう少し向こうで励ましてあげて下さい。料理をさせても良いかもしれません。


ルドさんが中庭の隅でバーベキューセットを取り出していると、魔法陣からの光りが落ち着き2人が出てきました。さて、一体どうなったんでしょうか?


「・・・・・なんで闇落ちしちゃったかなぁ。」

「これ大丈夫なんですの?」

「ズルした罰でも在るんだから受け入れなさいな。」

「そのスキルも十分強い物ですよ。」


2人がどんなステータスになったのか気になります!!早く見せて下さい!!


名前 クリン

種族 種人種(ポックル)

所属 冒険者 ランクF

ギルド ティーターン (ランクC)


HP  1000

MP     0

ダーク  100


スキル

<暗黒剣>

闇に堕ちた者が使う剣術。HPを消費して攻撃を繰り出せる。

ダメージ+100ポイント(装備効果+500)

HP10消費毎にダメージ+50ポイント(最大100消費まで)


<カースバースト>

受けたダメージを蓄積、相手に返す技。ダメージを受ければ受ける程反撃ダメージが上がる。

ダメージ-100(装備効果ダメージ-400ポイント)

蓄積ダメージ×消費ダーク=反射ダメージ


<堕ちた肉体>

外法に手を染め手に入れた肉体。体力を増強するが、光り系統の攻撃を受けるとダメージが2倍になる。

HP+900


<精霊の祝福(闇)>

貴方は闇の精霊に好かれる。ダークのステータスを取得。

『私は何処までもあなたに着いて行く。たとえ闇に堕ちたとしても・・・・。』

ダーク+100


<霧化>

自身の体を黒い霧に変えて移動する。ただし霧に光りが当たるとダメージになる。ダメージを受けると霧化は解除される。

光りによるダメージ100ポイント(固定)


<挫折した心>

高すぎる目標に心が折れ、誇りと自信を失った。いつかそれらを取り戻すまで、貴方の心は苛まれ続ける。

MP-100


<光霊勇剣>:流派特殊派生スキル(封印中)

剣に精霊から借りた光りの力を宿して戦うスキル。

ダメージ+100ポイント

光属性付与

消費ブレイブポイント100


<気配察知>

 自身を中心とした半径50メートルの動く物を察知してマップに表示する。


<赤い瞳>

貴方に見つめられた者は心に恐怖を宿す。その恐怖を振り払う為、相手は何でもする事だろう。

ヘイト値上昇 敵の攻撃力+200


<鑑定>

アイテムの詳細な情報や、敵の弱点などあらゆる情報を得られるスキル。


<獣化>(呪)

闇の中であなたは獣となる。戦う術は、己の牙と爪しかない。

獣化攻撃力

牙 ダメージ500ポイント

爪 ダメージ300ポイント

出血の状態異常付与


装備(変更不可)


頭  闇夜の兜(ダメージ-100ポイント 闇属性強化 耐久1000/1000)

体  堕落の鎧(ダメージ-100ポイント 装備変更不可・アクセサリー装備不可 耐久2000/2000)

右手 呪怨の盾(ダメージ-50ポイント 一定確率でダメージ2倍 耐久5000/5000)

左手 破滅樹の木刀(攻撃ダメージ+500ポイント 耐久値自動回復 回復魔法の効果-50ポイント 耐久3000/3000)

腰  闇夜のズボン(ダメージ-50ポイント 移動速度低下 耐久2000/2000)

足  破滅樹のブーツ:(ダメージ-100ポイント 耐久自動回復 地形ダメージを2倍 耐久5000/5000)


ダメージ-400 攻撃+500 装備変更不可・アクセサリー装備不可・回復魔法の効果減少・移動速度低下・地形ダメージ2倍


アクセサリー

頭  

体  

左手 

右手 


称号

『帰還者』

『剣聖の弟子』

『鬼軍曹の愛弟子』

『幻想の森を救いし者』

『光の精霊のお気に入り』

『茨の道を進みし者』

『愚か者』

『落ちた勇者』

『闇に生きる獣』


所持金 987534680マネ


はい、クリン君の見た目は完全に黒騎士になっています。頭を完全に覆う黒い兜に、元は綺麗だったであろう鎧は薄汚れ、手の様な模様が表面に無数に張り付いています。盾の表面には泣き叫ぶ人の顔が浮かんでいて、ズボンもブーツも真っ黒でトゲトゲしい物に変わり、スキルはデバフだらけ!装備も変えられずアクセサリーも装備できません。鍵爪ロープも爆弾袋も指輪なんかも全部魔法陣の中に落ちています。そして光りの精霊さんが闇落ちしちゃってますね。個人的には獣化したらどんな姿になるのかとても興味が在ります。モフモフだと嬉しいですねぇ。


次はルゼダちゃんです!こっちも結構変わってますよ?。


名前 ルゼダ

種族 種人種(ポックル)

所属 冒険者 ランクF

ギルド ティーターン (ランクC)サブマスター


HP   500

MP   100


スキル

<深淵視>

深淵を覗く者は深淵から覗かれている。魔法の威力を上げる代わりに代償として消費MPが上がる。

消費MP2倍


<背信者>

その身は神に背きし者。しかしてその心に信ずるものは在るのか?

HP+400


<聖癒天女>:流派スキル 消費MP20~200(封印中)

パーティーメンバーに回復とダメージ軽減のオーラを纏わせる。

HP回復50~500ポイント

ダメージ-30~300ポイント


<暗黒魔法>消費MP 20~200

その者が使う魔法は暗黒に染まった。暗闇を使い相手にダメージを与える。

ダメージ100~1000ポイント


<汚染>消費MP 50

己が意のままに相手を侵食して壊す禁忌の力。

任意の状態異常付与


<魔力暴走>(呪)

魔力は踊り荒れ狂う。その力制御するに能わず。

戦闘時MP量が変動 100~1000


<拒絶>消費MP100 維持コスト 1分毎にHP10消費。

全てを拒み撥ね退ける。理解等求めていない。

自身のHPが尽きるまで、相手の攻撃を無効化し続ける。


<暗黒体>

暗黒魔法の威力を上げる。その代償として光・聖属性のダメージが増加する。

暗黒魔法 2倍

光・聖属性ダメージ 4倍


<聖霊魔法>(封印中)消費MP1~100

聖属性の精霊の力を借りて発動する魔法。慈悲深き者は精霊に好かれる。

ダメージ10~1000ポイント

結界を張り味方を守る。(消費MPにより強度変動。)


<呪歌>消費MP20

全てを呪い喉が潰れるまで歌われる怨嗟の歌。相手に呪いを与える。

1秒間に10ダメージの呪いを付与 


<弓術>

弓を使って攻撃ができる。ダメージ10ポイント


<鬼火>消費HP200

この世を漂う亡霊の火。触れた者のHPを奪う。

相手に触れるとHP10吸収


装備


頭  背信者の石冠(ダメージ-50ポイント 状態異常耐性- 耐久500/500)

体  異教徒のローブ(ダメージ-500ポイント アクセサリー装備不可 耐久1000/1000)

右手 暗黒の指輪(ダメージ+50ポイント 暗黒魔法に+50ポイント 耐久2500/2500)

左手 暗黒の指輪(ダメージ+50ポイント 暗黒魔法に+50ポイント 耐久2500/2500)

腰  誘闇のランタン(暗黒攻撃に+100ポイント 耐久5000/5000)

足  背信者のブーツ(ダメージ-50ポイント 光属性ダメージ増加 耐久500/500)


ダメージ-600 攻撃+100 暗黒魔法+200 状態異常耐性-・アクセサリー装備不可・光属性ダメージ増加


アクセサリー

頭  

体 

左手 

右手 


称号

『光りの巫女』

『帰還者』

『聖女の愛娘』

『ダンジョンソロ踏破者』

『幻想の森を救いし者』

『後を追う者』

『2重人格』

『守銭奴』

『堕ちた聖女』

『背信者』


所持金 987654マネ


ルゼダちゃんの見えた目は完全に真っ黒なシスターですね。頭には何故か石で出来た冠を被っています。後はもう本当に全身黒と紫のシスターさんです。


「回復がまったく使えなくなりましたわ!!」

「考えようによっては強くなったとも言えるけど、明確な弱点が出来ちゃったね。」

「その程度で済んで良かったのよ?最悪だと全スキル剥奪の上に種族が動物に変わっちゃった!何て事も在るんだから。」

「原型を留めている分、お2人は軽傷な方ですよ。」


そうなのでしょうか?結構致命的な状態だと私は思うのですが?


「楽しそうだから良しとしますわ。あの子に見られたら何て言われるかちょっと怖いですが・・・。」

「ワンワン!!」

「はっ!?何ですかこのモフモフわんこは!?」

「クリン君の姿が変わっちゃったのね。」

「丁度今この場所は影になってますから。」


突然現れたわんこはクリン君だと言います。どう見てもシベリアンハスキーですね!


「この毛並み堪りませんわぁ・・・・。」

「私もちょっと触ってみたいです。」

「私も良いかしら?」

「私は遠慮しておくわ。だってその子が許しそうにない物。」

「クリンの毛並みは私の物ですわ!!」


ルゼダちゃんはケチです!がっしりとわんこクリン君に抱き着いて離しません!私もモフモフしたかったなぁ。


「皆―!ご飯できたよー!」

「( ´∀`)bグッ!」

「オムライス作ったから欲しい奴は取りにこーい!」


丁度その時にルドさんがご飯を作ってくれました。ルドさんのオムライスはオーソドックスなケチャップライスにふわふわな卵とデミグラスソースを乗せる奴です。とっても美味しいんですよねぇ。これは早く食べなければ!!ルドさん今行きまーーーす!


毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!

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