第412話
絶賛最初の村と王都の途中で魔物に襲われているルド君でっす!!っていうかこいつ等本当に鬱陶しい!!
ボンバーローカストの自爆攻撃
自爆・自己犠牲・道連れ・執念スキル発動
ダメージ1000ポイント
ボカンッ!
「だぁぁぁぁぁぁっ!!いつまで続くんだこの爆撃は!!」
ルドの防御
万想の鎧・双璧・エリアガード・金剛巨人体・純潔スキル発動
金剛巨人体の効果発動 ルドのHPを500ポイント消費し受けるダメージを50%カット ルドの残りHP500
スキルコンボ!!万想の鎧・双璧・純潔スキル発動により<守護者の鎧>が発動 ルドのHPが300ポイント回復 ルドの残りHP800 ダメージ-500ポイント
続いて万想の鎧・双璧・エリアガード発動により<盾の障壁>スキルが発動 ルドの周りにダメージ-1310ポイントの障壁が発生
ボンバーローカストの攻撃は金剛巨人体の効果により半減
ダメージ500ポイント
盾の障壁によりルド達のダメージ0ポイント
「一杯いるし食べて良いよね?頂きまーす!」
シアの捕食攻撃
精霊魔法(樹)・精霊の瞳・暴食スキル発動
精霊魔法(樹)の効果 体から蔓を伸ばしてボンバーローカストを捕獲
ボンバーローカストの回避
飛翔スキル発動
精霊の瞳がボンバーローカストの回避先を予測。
回避失敗 ボンバーローカストは捕らわれた。
暴食が発動 ボンバーローカストは食われた。
シアはスキル<自爆>を覚えた。
<自爆>
自身の体を爆破して相手にダメージを与える。ダメージ量はHPに依存する。
「外はサクッ!中はトロッっとしてる!!味は甘辛くて美味しーい!」
「(乂・ω・´)ダーメッ」
「そうだぞシア!そんな物食べちゃいけません!」
自爆何てスキル覚えちゃったじゃないか!!一体どうしてくれるんだこの虫共め!!
「大丈夫!!考え無しに食べた訳じゃないんだよパパ?」
「一体何をするつもりなんですかシアちゃん?」
「こうするの!!」
シアの魔法攻撃
精霊魔法(樹)・自爆・精霊の羽・精霊の瞳スキルが発動
スキルコンボ!精霊魔法(樹)と自爆スキルの発動により<爆裂種子>(ボンバーシード)が発動 消費MP30 シアの残りMP770
シアが魔法を発動すると、シアの体に纏わりついている蔓の一部がプクーッと膨らんで蕾になった。一体何が起こるんだ?と見守って居たら、シアがマロに指示を出す。
「これじゃ撃てないから開けて!」
「きゅっ!」ビュオーーーーッ
シアのお願いを聞いてキャノピーを開くマロ。結構な速度で飛んでいるから風がビュンビュン入り込んでくる!!だがそんな中でもシアは蕾の先をボンバーローカストの群れに向けたまま構えていた。
「バイバイ虫さん!」
「(´∀`*)ノシ バイバイ」
ぼしゅっ
蕾から茶色い種子が飛び出す。そしてその種子は一匹のボンバーローカストに命中した。命中した種子は内部から光りを放ち・・・・・。
ドカーーーン!!
盛大に爆発した。
<爆裂種子>によるダメージ ボンバーローカスト達に30000ポイントのダメージ
ボンバーローカストは倒れた。
オーバーキル!!ドロップが減少!
何も残らなかった。
「ふぅ、大分片付いたね!」
「☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ」
「イエーイじゃありません!危うくこっちも墜落する所だったでしょ!!」
「きゅっきゅっ!」
俺の言葉に同意する様にマロも鳴き声を上げる。爆発範囲は300メートルくらいか?いや本当良く逃げたぞマロ!
「凄いですわシアちゃん。スキルコンボが使えるんですのね。」
「友魔で使ったって話は聞いた事無いね。これもしかして史上初なのでは?」
「鬱陶しい虫もほとんどおらんくなったで!」
「シアちゃんのお陰です!ありがとう!」
「えっへん!」
「(`・∀・´)エッヘン!!」
「アイギスちゃんは何もしてないよね?」
「(´・ω・`)」
確かに旅人以外でスキルコンボを使うのは大抵がボスだったな。雑魚が使ったりする事在ったか?友魔が使っている所は・・・・。覚えている限りでは無いな。うん、ちょっとスキルコンボの内容をチェックしておくか。
スキルコンボ
<爆裂種子>(精霊魔法(樹)・自爆)
蕾から爆発する種子を発射して攻撃するスキル。精霊魔法のダメージ×HP量のダメージを与える。爆発範囲は消費MP×10メートル このスキルは1日に3度しか使えない。(残り2回)
おっと使用回数に制限の在るスキルコンボでしたか。まぁでも強力過ぎるもんなぁ・・・。HPも消費するかと思ったら全く消費しないみたいだし。これくらいの制限が在っても不思議じゃないよな。
「(´・ω・`)」
「どうしたのアイギスちゃん?」
「o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!」
「あー、シアちゃんだけスキルコンボを使って狡いって怒ってますのね。」
「狡くないもーん。シアが覚えたんだもーん。」
「。゚(゚´Д`゚)゚。」
「こーらアイギスを泣かすんじゃないよシア。よしよし、アイギスもその内スキルコンボ出来るようになろうな。その為にはスキルを沢山覚えなくちゃな。」
「(´Д⊂グスン (つд⊂)ゴシゴシ (・∀・)ウン!!」
「よーし偉い子だ。」
「シアも!シアもスキル覚える!」
「そうだな、パパも沢山覚えたいから一緒に頑張ろうな。」
「うん!」
「(・∀・)ウン!!」
さてと、ボンバーローカストの問題はこれで片付いたな。少し警戒しながら先を急ぐとするか。
「ちょーっと待ったですわ!!」
「どうしたのルゼダ?突然大きな声を出したりして。」
「このまま王都に行ってしまうのはもったいないですわ!!」
「どうしてそう思うん?」
「せっかくの新フィールドなのに全く探検せずに目的地に一直線に行くんですの?新しいドロップ品や、装備の強化に使えそうなアイテムが在るかもしれませんのよ?」
「確かにそう言われたらもったいないような気が・・・・。どう思いますリダ姉?」
「うーん、確かにルゼダちゃんの言ってることも解る。もしかしたらレアな敵も居るかもしれないし・・・・・。でも私達は飛行船技師を探しに来てるんだよ?その目的を放っておいて狩りをするのはちょっと・・・・。どう思いますルドさん?」
うーん、そうだなぁ。個人的にはせっかく空中大陸に来たんだから独占できている今のうちに探検しても良いかなとは思うだよな。だけど地上じゃアイン達が今か今かと技師を待っている訳で・・・・。でも飛行船の修理が終わると空中大陸を独占出来なくなるんだよなぁ。
「まぁ結論としては襲い掛かって来た奴に関しては出来るだけドロップ品を狙って倒して、積極的に狩りに行くのは時間が出来てからでも良いんじゃないか?ウィンドルが修理に入ってもすぐには飛べないだろうし、時間は在るだろうからさ。」
「さすがルドさんです!大人の意見ですねぇ。」
「僕もルドさんの意見に賛成かな。」
「うちも素材に興味は湧くけど、約束を後回しにしてまで欲しくは無いなぁ。」
「私はどっちでも良いです!」
「むむむむむ、皆にそこまで言われたら仕方ありませんわね・・・・。では飛行船技師を見つける事を最優先にして、時間が在れば素材集めも行うという事でよろしいですのね?」
「まっそれが一番無難だろうさ。」
素材集めを優先させると全種類コンプリートするまで!とか言い出しそうだしな。待っている人も居るんだし先を急いだほうが良い。許可証をくれた時の梟隊長の反応も気になるからな。
「時間を取ってしまって申し訳ありませんわ。さぁさっさと王都に言って技師を探し出し、狩りに勤しみますわよ!」
「ルゼダちゃん全然諦めてないですね・・・。」
「許してあげて下さい・・・。探索系のゲームだと隅々まで調べないと気が済まない質何です・・・・。」
居るよなそう言う人。まぁこのタイミングで言い出したって事は、もう少しフィールドで狩りをしたかったんだろうよ。俺も装備品の強化に使えないかなとか考えてたから同類だ。さて、ルゼダの知識欲を満たす為にそこそこ襲撃して来て下さいよ魔物ちゃん達。
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
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