第370話
はっ!!俺は一体何をしていたんだ??衝撃的な物を見てしまって記憶が飛んでいる気がする!!
「パパ?早く正気に戻った方が良いと思うよ?パパがボーッとしてる間にシチートお姉さんが色々しようとしてるよ?」
「( ‘д‘⊂彡☆)」Д´) パーン」
「はっ!!ルドは正気に戻った!!って一体何してるんだ師匠!?」
「残念、あともう少しだったのに。何しようとしたかなんてわかり切ってるでしょう?裸で抱き着いて既成事実を作ろうとしただけよ?」
正気に戻ったら目の間に服途中まで脱いだ半裸の師匠が居た。セクハラしなくなったっていう俺達の発言を返せ!!目のやり場に非常に困るんだよ。だから早く服を着て下さい!!
「師匠?大丈夫ですか?」
「あっああ、テッタか。オレハダイジョウブダヨ。」
「まだ駄目そうだわねぇ。」
テッタに声を掛けられて俺はショックを受けた事を全てを思い出した・・・・。装備もスキルも充実しているテッタを見て俺のやって来た事は何だったのかと落ち込んでたんだった。
「’’`ィ (゚д゚)/」
「テッタお姉ちゃんはどうやって強くなったの?」
そうだ!俺もテッタと同じようにすれば装備も整って強くなれんじゃないか!!なんせ再開してまだそんなに時間が経ってないって話だしな!!
「え~っと。キャラクターを作り直して、師匠を祭ってるっていう教会に行ったんです。そしたらそこでシスターさんがあの事件の話をしてたんですよね。でもそれを聞いてる子供たちが眠そうにしてて、戯れに師匠の活躍を歌にして歌ってみたんです。そうしたら急に大人気になりまして・・・。その時に誘因の歌のスキルをゲットしたんですよね。」
誘因の歌は元々テッタが持っていたスキルだ。キャラクターを作り直したのに再度スキルとしてゲットしたって事は、テッタは誘因の歌を無意識に歌っていた?歌い方を丸っと覚えてたからスキルとして生えて、子供が誘引されたんじゃないか?
「その後シスターさんに歌を絶賛されまして。是非とお願いされて教会の前の広間で歌う事になったんです。だからALO時代に歌っていた歌とか、リアルで聞いた歌をアレンジして歌っていたら色々と覚えちゃいまして・・・。」
これで確定だな。ALO時代に使っていた歌を覚えていたから、同じようなスキルを覚えたんだな。そしてアレンジ曲もばっちりスキルになったと。オーラソング辺りは新スキルだもんなぁ。
「最後に師匠の活躍を謳っていたら、教会前の石像が輝きだしまして、そこで両盾使いのスキルを貰ったんです。」
えっ?あの俺の姿を完全に間違って作った像からスキル貰ったの?俺そんなギミック知らない。そもそも俺の加護って事になるのか?いやならんだろ。ってか俺本人やぞ、俺にもスキル寄越せや!!ギブミースキル!!
「その後は色々な所でお願いされて歌ってまして・・・・。その際に報酬として装備品やらアクセサリーを貰ったんです。あっ!この帯だけは違いますよ?夜に歌の練習していたら流れ星が落ちて来まして、偶然キャッチしたらこの帯になったんです。装備が壊れなくなって重宝してるんですよ。」
マジか、そんな事本当にある?いや、いつの間にか何かのフラグを踏んでいたのかもしれないな。しかしいいなぁ・・・。俺も耐久値回復する装備欲しい・・・・・。
「それでそんなに豪華な姿になったのね。」
「どこかの偉い人が色々と持って来てくれまして・・・。最初は断っていたんですけど、素晴らしい歌のお礼だって押し付けられちゃいました。お礼をくれた人の中には求婚までしてくる人が居たんですけど、さすがにお断りしました。」
「え~なんでぇ~?色々貰ったのに断っちゃったの?」
「(´・ω・`)」
「沢山の人が居る前での出来事だったので・・・。それにあの場で受けたら周りに居た人達にその人殺されちゃいそうな雰囲気でしたので・・・・。元々結婚するつもりも在りませんでしたから。しっかりとお断りしたんです。」
まぁ世界の歌姫何て称号が貰えるくらいファンが居るだろうからな。そんな中抜け駆けしたその男は、テッタが求婚を受けた場合リンチに在って即座にミンチになっていただろう。ナイス判断だテッタ!
「でもその人かなりしつこくてですね。どこに行っても追いかけて来るんですよ・・・。」
「その人も高価な道具を譲ってるんだから簡単には諦められないんでしょうね。」
「いえ、その人から貰ったものは全てお返ししたんですよ?ですけどずっと付きまとわれてて・・・・。その時に丁度ギルドの貢献度が溜まって道場に通えるようになったんです。歌ばかり鍛えてしまって盾を使う事に慣れてなかったので、苦手を克服しようかと。」
「ついでに姿を消してストーカーさんをやり過ごそうとしてる?」
「( ¯•ω•¯ ) ジトー」
「・・・・・。それも理由の1つです。」
何処のどいつか知らないが結構根性あるな。まぁ道場の中は道場主が認めないと入れない特別な場所と言う扱いで、無理矢理入り込もうとしたら生殺与奪は道場主に握られるという所だ。ここに逃げ込めば無理して中に入って来る事はまぁ無いだろう。
「ボディガードでも付けれれば良いんだがなぁ。聞いてる話だとそいつ、絶対諦めないだろ?」
「この道場に居るという事もしばらくしたら気付かれると思います・・・・。」
「人に付き纏って迷惑を掛ける何て最低な奴ね。道場に入り込んだら地面に首から下を埋めて説教してやるわ。」
「シチートお姉ちゃん。ブーメランって知ってる?」
「⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン」
「狩猟民族が使う武器がどうしたの?」
うーむ、このままではテッタが好きにゲームを楽しめない状態か。元弟子がそんな目に遭っていると知ったからには何とかしてやりたいが・・・。
「住人っていうのがなぁ。」
「そうなんですよねぇ・・・・。」
旅人だったらあまり使われないGMコールで一発で対処してくれるはずだ。ストーカー何てリアルでも犯罪なんだからすぐ動いてくれるだろう。だが今回の件については相手はこの世界の住人な訳で、その手は使えない。俺が恋人の役をやるか?いやいや、こんなおっさんが一緒に歩いてても親子に見られておしまいか。何やら首筋に寒気がするからこの案は無しだな!!うん!!
「命拾いしたねパパ・・・。シチートお姉ちゃんが怖かったよ・・・。」
「(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル」
「そう言えばあなた、一緒にギルドを作るくらい仲の良い男の子が居なかったかしら?その子とは一緒じゃないの?」
「カイト君の事ですか?カイト君は海底都市を探したいって別行動してますけど。」
ふむ、世話になった人がどうなったか知りたいんだろうな。俺だって親父達のその後の話を一番に聞きに行ったからな。だけど海底都市に行くダンジョンは今は特別な通行証を持っていないといけない場所に在る。うん、俺なら連れて行ってやれるな?
「カイトに連絡取れるか?」
「?連絡取り合って一緒に復帰したのでフレンド登録はしていますよ?それがどうしました?」
「なら呼び出してくれ。海底都市に繋がってると思われるダンジョンの場所なら知ってるからな。」
「本当ですか!?」
本当も本当。つい最近その場所への挑戦権を無期限で入手した所だよ。あっでもその前にクランハウス建てないとな。クリンが候補地をいくつか挙げていたからその中から決めるか。皆にも声を掛けとこう。勝手に設置したら後が怖いからな・・・。
「連絡取れました!すぐにこっちに来るそうです。でも本当ですか?海底都市に行ける場所を知ってるなんて。どこを探しても情報が無かったのに・・・・。」
「あぁ、一緒に探したりもしてたのか。つい最近行った島が昔海底都市に繋がってるダンジョンが在る場所だったんだよ。その島のダンジョンの入場パスなら持ってるからな。2人も一緒に入れると思うぞ?」
駄目なら一時的にクランに入って貰って一緒に入れば良いしな。プラチナパス様様だぜ。
「あっ!あのイベントの極楽島ってハイワ島だったんですか!?私全く気が付きませんでした・・・。」
「まぁ名前も風景も変わってたからなぁ。俺達も偶然気が付いただけだ。」ピロン♪「うっし、こっちも連絡が取れた。まずはクランハウスの設置からだな!」
ストーカー対策とカイトの願い、両方叶える為に一肌脱ぎますかね。
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
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