イベント『夏だ!海だ!!バカンスだ!!!』

第100話

ロッグイーン!!はい!!鍛冶屋で無事武器を強化出来た俺は城塞都市に戻って来てますよ!!今日も広場は活気づいているなぁ。あぁイベント当日だからか。


ついこの間公式からイベントの告知が来ました!!なんと今回は南の島でバカンスですってよ?日頃部屋に引きこもって作業している身としては何ともきついイベントですね☆


┐(´∀`)┌ヤレヤレ ( ・∀・)ダイジョウブ…?

・・・・・シアーーーー慰めてくれぇぇぇぇぇぇ。

よしよしヾ(・ω・`)


鍛冶屋のおっちゃんから話を聞いてからずっと盾に攻撃力を付与できる鍛冶師を探してたんだよ!!だけど情報が一切無いんだよぉぉぉぉ。リダさん達も手伝ってくれたんだけど、聞き込みしてもSNSでも情報が一切なくてお手上げなんだよぉぉぉぉ・・・。

。・゚・(ノД`)ヾ(・ω・`)ナデナデ


はぁ、でも見つからないものは仕方ないか。せっかくのイベントだから楽しまないとな!!

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪


「あっ居た居た。ルドさーん!!」

「ん?リダさんじゃんどうしたの?」

「今回のイベント、一緒に回ろうって約束してたじゃないですか!!忘れたんですか?」

「あぁ~、そういえば言ってたね。全然良いよ!!クリンとルゼダは?」

「ダンジョンに潜るなら声を掛けて欲しいそうです。それまでは色々回ってみるそうですよ?」

「一緒に回れば良いのに。」

「2人でデートなんじゃないですかね?」

「なら俺達もデートしようか?」

「もうっ!!何言ってるんですかルドさん!!」バシィッ!!

「いてぇっ!!」


さて、冗談はさておき早速イベント会場に行ってみますか!!

┐(´∀`)┌ヤレヤレ


「おぉ~。これは凄いな!!」

「南国と言えばこう!!みたいな所ですねぇ。」

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°


転移ポータルから移動した先にはエメラルドグリーンの海と白い砂浜、透き通るような青空と、豊かな自然がこれでもかと広がっていた。


「確か島なんだっけここ。」

「そうです!!ハイワ島と言うそうです。あっ!!あそこにパンフレットがありますよ!!」

「貰ってこようか。」


木と藁屋根で出来た案内所でこの島のパンフレットを貰う。ほー、ダンジョン以外ではモンスは出ないのか。水着でうろついても問題無いと。


「どうします?着替えますか?」

「せっかくだしそうするか。あそこでレンタル出来るみたいだし。あっでもリダさんは無理しなくても良いよ?」

「いえ!!私もせっかくだから着替えてきます!!」

「おっけ、それじゃあ行くか。」


水着レンタル店に入ってすぐ、俺はヤシの木や太陽が書かれたハワイアンなズボンタイプの水着をレンタル。せっかく南国に来たんだし気分を出さないとね!!


「あのぅ、お待たせしました・・・・。」

「おっ似合うねぇ。可愛いよ。」

「ありがとうございますぅ。」

( ゚Д゚ノノ”☆パチパチパチパチ


随分と恥ずかしそうですね?水着としては黄色いビキニと腰には俺と同じく南国風な柄が入ったパレオが巻かれている。あぁ獣人何でお尻からは尻尾が出てるよ。どうやって出てるのかは謎だ。見えないし。


「恥ずかしいなら無理しなくて良かったのに。元の装備のままでも楽しめるんだからさ。」

「ちょっと着慣れていないだけです。(それにせっかくのデートですし・・・・。)」

「ん?何か言った?」

「いえっ!!何でも無いです!!」

(。・ω・。)ノ♡?

「シアちゃん!!」

「どうしたシア?」

ヾ(*´∀`*)ノ シラナーイ♪


「?まぁ何でもないならさっそく行くか!!」

「シアちゃんったらもう・・・。そうですね。行きましょう!!」

ワァ───ヽ(*゚∀゚*)ノ───イ


まず最初はダイビング!!なんとこの世界のダイビングはその身一つで行うのだ!!と言っても水中呼吸と水中移動のバフを係の人に掛けて貰うんだけどね。


「うおっ!!すっごい綺麗だな!」

「本当ですね!珊瑚も魚も綺麗です!!」

(๑・﹃ ・๑)ジュルリ

「食べちゃダメだぞシア?」


ダイビングでは海底に隠れている宝箱を探すという目的がある。景品はその宝箱の中身だそうだ。


「よし!!いつまでも見とれてないで宝箱を探すか!!」

「そうですね!!まだ1等は出ていないそうなので狙いましょう!!」

「何が出るかは分からないけどな。」

「・_・ )(「・_・)”キョロキョロ


透き通った海の中、絶景を楽しみながらの宝探しは思ったよりも楽しかった。係の人から貰った魚の餌を手に取ればすぐに熱帯地方に居そうなカラフルな魚も寄って来るしな。


そんな中、餌を貰った魚達が集まって一方を刺すように矢印を形作った。


「もしかしてこの先に宝があるのでしょうか?」

「多分そうなんじゃないか?魚たちの恩返しって奴だろ。」

「早速行ってみましょう!!」

「おう!!」

(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!


魚達が指示した先にはすごく大きな2枚貝が鎮座していて、俺達が近づくとその貝が出迎える様に上下に開いた。


「おっ!!あそこにあるのそうじゃないか?」

「本当です!!宝箱が貝に入ってました!!」

((o(´∀`)o))ワクワク


早速俺達は宝箱を回収して中身を確認する事にする。案内してくれた魚達にはお礼としてもう一回餌をあげておいた。


「さてさて、何が出るかな・・・・・・。指輪?」

「2つありますね。デザインはどちらも一緒みたいです。同じ物でしょうか?」

(∩´∀`)∩ヤッター


出てきたのは薄いピンクの宝石が嵌っていて周りには何やら植物がデザインされた指輪だった。


(。´・ω・)ん?( ゚д゚)ハッ!(・∀・)ニヤニヤ

「何笑ってるんだシア?」

(・∀・)ナンデモナーイ (*´・ω・)(・ω・`*)ネー

「・・・・・。」

なんでそこでリダさんに問いかけてるの?リダさんはリダさんで黙り込んでるし。


「リダさんもどうした?調子でも悪いの?」

「何でもありません!!」


ありゃりゃ怒らせちゃった?先に海上まで上がって行っちゃったよ。俺達も行こうか。指輪鑑定して貰わないとだし。

( ´ ▽ ` )ノ


「おめでとうございまーす!!1等『マーメイドの誓い』が出ましたー!!」カランカラーン♪


あの後ダイビングの係員に指輪を見せるとどこから出したのか、ハンドベルを鳴らしながら大声で何が当たったのか周りに宣伝した。周りに居た人は俺達に向かって拍手をしている。なんか気恥ずかしいな。

(≧∇≦)


「マーメイドの誓いですか?」

「はいっ!!この指輪はかつて人間とマーメイドがお互い恋に落ち、いつか一緒になる為にと誓い合って作った指輪です!!意匠は幸運をもたらすクローバー、宝石はパパラチアサファイアですね。」

「それって最後は泡になって消えるとかいう落ちですか?」


「違いますよ?指輪を作り上げた男はその指輪の力を使ってマーメイドの彼女の元に行き結ばれたんです。今もその子孫がこの近海に住んでいて、漁なんかを手伝ってくれています。その伝承にあやかってマーメイドと結ばれる人は後を絶たないんですよ?それにこの指輪はカップル垂涎の品で、恋愛成就のお守りとして有名なんですが知りませんか?ちゃんと効果もあって水中呼吸と水中移動のスキルが付与されていて、装備しているとその効果を発揮しますよ!!」


「おー、それなら装備しておいても使えそうだな。リダさんはどうする?」

「えっ!?いやっあのえっと、ちょっとここでは・・・・。」

「こんなに注目されてたら恥ずかしいか。俺もさっきの話を聞いたら恥ずかしくなったし、必要が無ければインベントリに入れておこう。」

「あっ・・・・。」


俺がそう言いながら指輪をインベントリに仕舞ったらなぜか残念な顔をするリダさん。やっぱり着けたかったのかな?後で渡してあげよう。


「それじゃあ次に行こうか。」

「・・・・はぁ、はいっ!次に行きましょう!!」

┐(´∀`)┌ヤレヤレ 


シア、今日ずっと呆れてない?まぁ良いか、次はどのアトラクションに行こうかな!!


四つ葉のクローバーの花言葉 「幸運」「私のものになって」

パパラチアサファイアの石言葉 「一途な愛」「運命的な恋」「信頼関係」


毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!

This work will be sent to you by kotosuke5, who is Japanese. Unauthorized reproduction prohibited 


2022/5/7 祝100話!!( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ 


それもこれも皆さんの応援のおかげです。お話の内容がブレっブレで面白くないからか、ランキングの方は下がって行ってますが、それでも応援してくださる人達の為に書き続けますよ!!(後で修正すればいいかなんて思ってないですよ?)


さて今回はほのぼの&ちょっとしたラブを盛り込んでみました!!私ラブコメはどう書いていいか分かりませんがそれでも楽しんで頂けたらと!!


最近章事に投稿出来てませんがそこはご容赦下さい。書きたいことが多すぎてめっちゃ長くなり見直しも大変なんで細かくあげてるんです。(;´∀`)


一区切りつくところまで書いて投稿してますんで許してつかぁさい。章分けしようかな悩む所なんですorz


今回は107話まで上げますよ!!それでは楽しんでください!!

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