第36話
※お待たせしました!!第3章一気に公開です!!ちょっと見直しが甘いかも知れませんが何とか書き上げましたよぉぉぉぉ!!それではどうぞ!!
ハイどうもルドでーす。今日も元気にログインしております!!えっ?今まで何してたのかって?そんなもんスキルのレベル上げと村の発展クエストと住民とコミュニケーションですよHAHAHA、今も親父の店で駄弁っている最中だぜ!!何にも変わってねぇよ畜生が!!
鉱石堀りはどうしたんだって?堀りに行きましたよ。えぇ。堀りに行きました。覚えてます?赤落ちが村に兵隊を転送しようとしたのを。森の中から煙が出ていたから森に拠点を作ったんだなぁって思うじゃないですかぁ。
俺もそう思ってましたよ?普通そう思うでしょ?でもね?森にそう簡単に拠点作れるわけ無いんですわぁ。つまり何が言いたいかと言うと。
ダンジョンの入り口が崩壊して入れなくなってました。
あいつらダンジョンの入り口付近を占拠して拠点化していたらしく、例の召喚陣暴走の影響で洞窟があった場所が崩壊。ダンジョンの入り口ごと吹っ飛んだって事です。見に行った親父の話じゃダンジョン事消えてるだろうなですって。
つまり!!鉄鉱石ゲットして鍛冶屋を呼び込もう作戦はもう出来ないという事です!あの赤落ち達め碌な事しねぇ!!
「ひっ!!ごめんなさい!!」
「どうしたねリダや?」
「どこか具合でも悪いのかい?」
「あうぅぅ、何か謝らないといけない気がして・・・・。」
「精神修練がたらんかのぉ?」
「もうちょっと修業をきつくしますかね?」
「ふえぇぇぇぇぇん!!」
んでまぁ、その作戦が失敗したのは良いんだよ。いや良くないけどさ、もうやっちゃったもんは仕方ねぇ。
今期待しているのは親父が魔法銃を送った王都の研究者さんですよ!!親父のところに返信が在ったみたいで興味深いから研究してみるって話になったそうな。つまり俺でも使える魔法銃を作れる可能性が!!
「ないぞ。」
「なんでだよぉぉぉぉぉぉ!!何とかしてくれよ親父ぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「ベアンの奴に聞いたんだろ?そもそも魔道具は魔法使いが何人も集まらないと作れない上に高価だ。お前、億単位のマネ出せるのか?」
「・・・・・だせましぇん。」
「それと、発動に必要な魔力量はいじれないってよ。つまりお前さんはどっちにしろ使えねぇってこった。」
「のーーーーーーーーーーーーん!!」
夢も希望も潰えた・・・・おれはこのままルド村の住民として一生を終えるんだ・・・・。あっゲーム辞める気は無いよ?だってもう村が心の故郷だもん。
あっ早々村と言えば。
「お前のその切り替えの早さを俺は見習いたいよ。」
「シャラップ!!」
リダさんみたいに村に定住してくれるプレイヤーの人がポツポツ現れました。自警団にも参加してくれて村の守りはさらに強固に!!
コツコツやってた発展クエストのおかげで住民が200人を超えてそろそろ町になるかも知れないって。そうなったら商店が増えて、冒険者ギルド以外のギルドの誘致も出来るってさ。
村を覆っていた柵も大きく広げて使える土地の範囲を広げてあるし。(発展クエストで俺がやった。)柵も成長した御神木がレイシアの蔓を広げて補強してくれた。
そうそう御神木はすでに木にまで成長しています!!今はなぜか白い花を咲かせていて広場にいい香りを振りまいてる。住民たちの憩いの広間になってるよ。降り立ったプレイヤーにも好評です。
まぁ御神木が大きくなった所為で、広場も村人全員が集まって宴会出来る広さだったのが狭くなっちゃたからね。住居を移して広場を大きく取り直す工事が在ったんだけどね。(もちろん俺も参加した!!)
「今日は道場は休みか?」
「第2陣さん達も森に入れるくらいになったからね。第3陣が来るまでお休みかな?」
相も変わらず親父の雑貨屋は閑古鳥が鳴いてる。プレイヤーも用事を済ませてさっさと出て行くからね。たまに店番手伝ったりするとほっとした顔されるんだよ。まぁ親父の顔怖いからね、仕方ないね。
「お前の顔もそう変わらんだろ。」
「心読まないでくれます?」
「顔に出すぎだ。ったくそんなんじゃ訓練している意味がねぇぞ?」
「へーい、精進しまーす。」
そうなのだ、あまりにも俺が暇そうだからって親父が特別に特訓してくれてるのだ。えっ?攻撃力無いのに特訓して意味あるのかって?だって習ってるの捕縛術だもん。
正確には捕獲術と言った方が良いかな?盾を使って相手を無力化して捕まえる。ATKもMGKも必要なくて必要なのはDEFだけっていう俺向きの技だよ。
まぁ攻撃するわけじゃないから経験値は相変わらず貰えないんだけどね。でも在ったら便利かなって。リダさんも老夫婦の所で頑張って修行してるみたいだし。触発されてね?
「まだまだヒヨッコだけどな。」
「うるへー、初めて習うんだし仕方ねぇだろ。」
捕獲術がスキルになったりしないかなぁ?久しぶりにステータス確認するか。
名前 ルド
種族 半巨人(セミジャイアント)
職業 双盾使い Lv1(0/100)
所属 冒険者ギルド(ランクE)
HP 400
MP 10
ATK 0
DEF 40(+500)
SPD 10
MGK 0
DEX 40
LUK 20
スキル
<双盾術LvMAX>:職業スキル 双盾を使う為に必要なスキル。攻撃を防御した際に補正が掛かる。(DEF+300)
<体力自動回復LvMAX>:種族スキル ダメージを受けていない間HPが回復する。(毎秒HP×10%)
<状態異常耐性LvMAX>:種族スキル 毒、麻痺、睡眠の状態異常に対する抵抗力が上がる。(DEF×100%を状態異常時間から引く。)
<魔法耐性Lv20>:職業スキル 魔法による攻撃のダメージを減らす。(MGK×200の値をダメージから引く 魔法攻撃-200)※MGKが0の場合は1として計算
<サイズ補正>:種族スキル 建物やダンジョンに入る際に身長を適正な物に変える。(自動補正)
<咆哮Lv20>:職業スキル 敵対者のヘイトを自分に向ける。(ヘイト値+200 範囲拡大100%)
<シールドバッシュLv20>:職業スキル 盾を敵に当てて攻撃する。(攻撃力はATK×スキルレベル)
<カウンターLv20>:職業スキル スキルを発動した後、相手の攻撃を盾で受けると相手にダメージを与える。(相手の攻撃力×自身のATK)
EXスキル
<守護者>:このスキルを持つ者がヘイトを稼ぐ行動をとると必ず敵はこちらを狙う。(ヘイト値+150%)(他へのヘイト値-50%)
<金剛体>:体を鋼の様に強化する。(基礎DEF×2倍)
<不屈の肉体>:致死性の攻撃を受けた時HP1を残して踏ん張る。(発動条件:HP5割以上から即死になる程ダメージを受ける。)
SP 0
装備
頭 ―――
体 始まりの服
右手 双盾使いの盾(DEF+50)
左手 双盾使いの盾(DEF+50)
腰 始まりのズボン
足 始まりの靴
アクセサリー
頭 初心の羽飾り
体 ―――
指1 守護者の証:アクセサリー 多くの者をその身をもって守った証(DEF+20)
指2 ―――
腕1 女神の涙:アクセサリー その身を賭して人々を守った行いに女神が涙した。
(HP自動回復 10回復/秒)
腕2 ―――
脚1 ―――
脚2 ―――
称号
<礼儀正しい者><ルド村の名誉村民><愛され兎の友><雑貨屋親父の息子><ルド村の英雄>
所持金 100000マネ
とうとう双盾術がMAXになっちゃったなぁ。職業スキルは30が最大・・・と言うわけでは無くて、転職すれば最大値が増えるそうだ。でも俺には関係ない、だって転職できないんだもん。
あと称号!!いつの間にか親父の息子になってたよ!!この前何て近所のおばちゃんにいつも仲良しねぇなんて言われたんだぞ!!おれ親父よりガタイが良いのに!!はっ殺気!?
あっすんませんお姉さん。失言でした。だから包丁持ちださないで下さい。今日もお綺麗ですよ?
「ふぅ、命の危機を感じたぜ。」
「何やってんだお前は。」
他に特に変化は無いかな?DEFが合計で540になったくらい?そもそも他に補正値が入る装備が高すぎて手に入らないんだよなぁ。ATK上げる装備品なんて前線組で独占してるだぜ?しかも!!基本ステに補正を掛ける装備しかないときたもんだ!!どこまでも俺に厳しい世界だよ・・・。とほほ・・・・。
ピンポンパンポーン⤴ プレイヤーが初めて友魔を手に入れました。これによりテイムシステムを解放いたします。テイムについてはヘルプをご参照ください。ピンポンパンポーン⤵
おっと久しぶりのワールドアナウンス!!テイムかぁ。はっ!?魔物の相棒が居れば俺にも経験値が!!
「親父!!」
「ない!!」
「まだ何も言ってないだろうが!!」
「どうせテイム出来るアイテムか道具が無いか聞こうとしたんだろうが。」
「おっおう・・・良くお分かりで。」
「神の声がいま響いたって事はそれに必要な物は今作り出されてる最中だ。すぐにこんな辺境に届くわけがない。諦めな。」
「そんなぁぁぁぁぁ。」
ピロンッ♪
んっ?フレンドからメッセージ?差出人は・・・。イルセアさん?えっと何々?
ルドさんへ
道場の時は大変お世話になりました。その後はお変わりなくお元気ですか?
私は王都で本物の魔女と知り合いまして、友魔と言うモンスターをテイムにして仲間にする方法を教えて貰いました。
友魔の経験値は契約した人にも分配されるそうで、今だにレベルを上げられていないとお聞きしていたルドさんのレベル上げに役に立つのではないかと思い連絡しました。
今度村に戻ってテイム用のアイテムをお渡ししますので是非試してみて下さい。
「イルセアさんありがとぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
「うるせぇ!店で騒ぐな!!」
これで俺にもレベルアップの希望が!!よっし頑張るぞー!!
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
This work will be sent to you by kotosuke5, who is Japanese. Unauthorized reproduction prohibited
2022/4/9 ご指摘のあった部分を修正 報告ありがとうございます!!
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