第15話
あぁやっと仕事終わった!!今日も疲れたなぁ。先方も待たせる事無く終われたし、後は風呂入って飯食って明日の準備してからログインしますか!!
という事でログイーン!!いつもの広場に俺!!惨状!!惨状になったらまずいわ!!モザイク必死になっちゃう!?
ふぅ仕事終わりでテンション高いままだった、まずは落ち着くためにステータスチェックだな。
名前 ルド
種族 半巨人(セミジャイアント)
職業 双盾使い Lv1(0/100)
所属 冒険者ギルド(ランクG)
HP 400
MP 10
ATK 0
DEF 40(+180)
SPD 10
MGK 0
DEX 40
LUK 20
スキル
<双盾術Lv10>:職業スキル 双盾を使う為に必要なスキル。
攻撃を防御した際に補正が掛かる。(DEF+100)
<体力自動回復Lv6>:種族スキル ダメージを受けていない間HPが回復する。(毎秒HP×6%)
<状態異常耐性Lv3>:種族スキル 毒、麻痺、睡眠の状態異常に対する抵抗力が上がる。(DEF×30%を状態異常時間から引く。)
<魔法耐性Lv2>:職業スキル 魔法による攻撃のダメージを減らす。(MGK×20の値をダメージから引く 魔法攻撃-20)※MGKが0の場合は1として計算
<サイズ補正>:種族スキル 建物やダンジョンに入る際に身長を適正な物に変える。(自動補正)
<咆哮Lv3>:職業スキル 敵対者のヘイトを自分に向ける。(ヘイト値+30)
<シールドバッシュLv5>:職業スキル 盾を敵に当てて攻撃する。(攻撃力はATK×スキルレベル)
<カウンターLv6>:職業スキル スキルを発動した後、相手の攻撃を盾で受けると相手にダメージを与える。(相手の攻撃力×自身のATK)
EXスキル
<守護者>:このスキルを持つ者がヘイトを稼ぐ行動をとると必ず敵はこちらを狙う。(ヘイト値+150%)(他へのヘイト値-50%)
<金剛体>:EXパッシブスキル 体を鋼の様に強化する。(基礎DEF×2倍)
SP 0 (ランダムボーナスSP+10)
装備
頭 ―――
体 始まりの服
右手 双盾使いの盾(初)
左手 双盾使いの盾(初)
腰 始まりのズボン
足 始まりの靴
アクセサリー
頭 初心の羽飾り
体 ―――
指1 ―――
指2 ―――
腕1 ―――
腕2 ―――
脚1 ―――
脚2 ―――
称号
<礼儀正しい者><村の仲間><愛され兎の友>
所持金 26000マネ
おっ狙い通り体力自動回復が上がってる。咆哮やカウンターも上がってるな。まぁカウンターに関してはダメージ0だから上げても意味ないんだけどな・・・。
今日は何するかね?まずはイルセアさんに連絡を・・・・ってありゃ、今日はまだログインしてないのか。おろ?個別チャットが飛んできてる。えっと何々?
『本日は所用にてログインできません。つきましては道場の方はお任せしたいのですが大丈夫ですか?』
このゲーム、メールのやり取りが出来る事からわかる通り登録した携帯端末からチャットを送る事も出来る。専用アプリが必要だけどね。
もちろんゲーム内から返信する事も可能。大丈夫ですよっと。うっし、それじゃあ早速道場始めますか。
道場終わり!!スキルのレベルもなかなか上がりにくくなって来たなぁ。双盾術なんて10で止まってるし、今日はシールドバッシュが1上がっただけだ。5から上がりにくくなるのかな?
イルセアさんが居なかったけど特に混乱も無く道場を終えたのでそのまま雑貨屋へ。
「親父ぃ~、店くれ~。」
「おう、良いぞ。じゃあまずは店番からな。今から俺が帰ってくるまで頼むわ。」
「おう、じゃあその間に商品貰っとくから。どっか露店だして売るかな。」
「盗んで転売する気満々じゃねぇか!!」
「冗談はともかく、何か変わった事ない?」
「お前の冗談は解りにきぃんだよ。ほれ。」
そう言いながら親父が放り投げて来たのは金属の棒?えっとなになに鉄の延べ棒?そのまんまだな。
「お前さんが持ち込んだ鉄鉱石(劣化)を製錬したもんだ。話聞く前に走って行っちまったから勝手にやった。」
「おぉ!!親父ありがとう!!」
「1万マネな。」
「金取るのかよ!!」
「当たり前だ!!」
ちぇ~、勝手にやったんだから無料にしてくれてもいいだろうに。でも劣化が着いてないって事はかなり苦労したんだろうか?
「街に居る鍛冶屋に頼んで製錬してもらったもんだ。」
「ついでに盾頼んでくれても良かったのに!!」
「そこはやっぱり自分で来いとさ。」
とりあえず聞いてくれてる親父、なんだかんだ言って優しいよなぁ。多分この鉄も何か使い道在るんだろうし。
「でこれを俺に買わせた意図は?」
「それでつるはし作ってもう一回鉄取って来い。そうすりゃ鍛冶屋が来るかもな。」
鍛冶屋の仕事には鉱石が必要で特に鉄は汎用性と需要が高いそうだ。もし鉱脈を内包したダンジョンが見つかれば鉄はそれこそ無限に取れる。(らしい)
そうなると鍛冶屋がこの村に店を開く可能性はあるんだそうだ。
「でもおれ延べ棒何てつるはしに出来ねぇよ?」
「そこで相談だ。もう5000出せばつるはしなら準備出来るがどうする?」
「どれくらい掛かる?」
「3日くらいだな。次お前さんが来る頃には出来てるよ。」
5000かぁ、今の収入源は村の中のクエストでそれも1000とか2000の報酬が多い。たまに3000とかあるけどそれも必ずある物じゃない。
討伐クエスト受けられれば1万マネとかすぐに稼げるそうだが俺には無理だしなぁ。
「これでも材料費差っ引いた値段なんだぞ?勝手にやるわけには行かないから持って来たが。」
「材料費込みならおいくらまんえん?」
「3万マネだな。」
「たっかっ!?」
6分の1で鉄のつるはしが手に入るなら儲けもんじゃないかな?
「んじゃ頼むわ。ほい5000マネ。」
「毎度あり。しっかし誰も鉄鉱石を持ち込まないのが不思議でならねぇな。」
「あー、今はあのボスに挑むのが最優先になってるみたいだしなぁ。」
あのダンジョンボス、ハンニャベアの討伐に皆躍起になって洞窟の鉱石には目もくれてないらしい。そもそも鉱石がある事に気が付いて無いんじゃなかろうか?一応ウサギスキーに情報流して貰ったんだけど、他の人は見つけられないらしい。
「まぁ鉄鉱石の採取なんていうのはこの村じゃお前さんくらいしか出来んだろうがな。」
「ん?それってどういう意味?」
「お前さん村の清掃受けてるだろ?」
「おう、ちょくちょく受けてる。」
「ゴミなんかは地面に交じってるもんだ、ゴミを拾えてるって事はそれを見抜けるようになってるってこった。」
「あっなるほど。」
村の清掃なんかはほとんど俺しか受けてないクエストだ。つまり清掃している中で観察眼が磨かれて鉱石が見える様になったって事か。
「ってそれってスキルじゃねぇのかよ!!」
「そんなもんスキルなわけあるか。スキルだったら俺が欲しいくらいだ。」
ステータスに表示されない内部データみたいなもんも在るのかよ!!このゲーム深いな!!
「次に来るときはつるはし取りに来い。」
「おっけ、じゃあちょっとスキル上げしてくるわ。」
「おうおうさっさと行け。」
しっしっと手を振る親父。そんな態度を取りながらもしっかりと制作依頼を書き始めたのを見逃してないぜ!!たのむぞ親父!!
「さて今日は何するか・・・。」
現状ATKを上げる方法は見つかって居ない。鍛冶屋を呼ぶにはつるはしの完成を待たなきゃだし、ダンジョンのアイテムをあてにしようとしてもボスまで一直線で宝箱も無かった。
やっぱりスキルの熟練度上げになるんだが、今日は状態異常耐性を上げる事にしよう。つまり森の入り口付近の草原だな。うまくいけばラブちゃんに会えるかもしれない!!
早速レッツラゴー!!
毎回無断転載対策で以下の文を入れます。読み飛ばしても大丈夫です。無断転載ダメ!!絶対!!
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