第245話「箱と哀愁のベルスーズ⑤ ~阿須加の血~」+執事の日記⑯
皆様、いつも応援ありがとうございます。
あと、今回は、なかなかハードな展開ですみませんでした。というわけで、まずは読んでない方のために、今話のおさらいです。
① 長次郎に『洋介に頼まれたから、跡取り産ませてあげるよ』と言われ、美結ビックリ!
② だが、洋介がそんなことを頼むわけない!と美結は長次郎の嘘を見抜く。しかし、開き直った長次郎に襲われ大ピンチ!
③ もうダメだー!と思ったその時、扉がバーン!と開いて、救世主登場! しかも、そのイケメンが、望月 玲二(レオのパパ)だった!
という話でした。
要約すれば、こんな感じです。
もちろん、このざっくりとした内容を、本編では、もっと真面目に書いてますよ。いくら悪役とはいえ、辛いシーンでもあったので、前置きしました。
また、後書きとしましては、美結の過去編が、かなりハードで、書いてる私も辛かったり。だから、サクサク更新して、とっとと終わらせたい!!
鬱展開が長くなるのは、読む方も嫌だろうしね。
また、義兄ですが、彼は彼で、自分が阿須加家の血を引いてないことを知らないため、当主になるものだと思って生きてきました。
阿須加家のために色々、犠牲にしてきたのかもしれません。あとは、洋介が羨ましいのもあったのかな?でも、だからと言って、弟の嫁を襲っていい理由にはなりません。
そして、最後に登場しました、ホテルマン。
レオの父親である、望月 玲二さん。
彼の登場、予期してた方はいるのかな?
また、過去編で初登場したメイドの戸狩さんは、もちろん、現在の美結つきのメイドである戸狩の母親です(紛らわしいね…)
というわけで、それぞれの親たちが、複雑に絡んできましたが、引き続き、見守って下さると嬉しいです。
それでは、今回もありがとうございました。
次回は、美結と玲二の話です。
あと、今回は、色々辛い話だったから、お口直しに、執事の日記も更新しときます。
17歳くらいのレオの日記です。
↓↓↓
✣✣✣✣ 執事の日記⑯ ✣✣✣✣
××/8/30
ルイの親父さんの元でアルバイトを始めて、しばらくがたつ。有名レストランのオーナーだけあり腕は確かだ。しかし、どうにも指示が細かく、厳しすぎる。
ルイと話して時は親バカなくせに、俺にはひどくスパルタだ。今日は、ついに喧嘩になった。辞めてやる!と喉まででかかって、結月のことを思いだして、なんとか踏みとどまる。
俺が、一流の料理を作れるようになったら、きっと結月は、美味しいと喜んでくれるだろう。なんなら、キスの一つでもしてくれるかもしれない。
結月とのキスためなら、鬼のようなシェフの拷問にも耐えられる。なにより、オーナーの技術を全て盗むくらいじゃなきゃ、一流の執事にはなれない。
負けるな、頑張れ。
夢を叶えるのに、近道はない。
執事の日記⑯
✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣
結月からのキスのために、頑張っちゃうレオさん。
ちなみにルイの父親は、レオのために、あえて厳しくしてます。そして、ルイは根をあげそうなレオの愚痴をよく聞いてあげてました。『パパのスパルタは愛だよ♡』なんて言いながら(笑)
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