第226話「空っぽの屋敷 」+ 執事の日記 ⑮


皆様、♡やコメント、いつもありがとうございます。


前回から引き続き、屋敷との別れの話になりました。


両親との別れは、電話でチャチャッと終わらせたのに、屋敷の別れに時間を割くという(笑)


でも、屋敷との別れって、大事なところだなと思いました。


正直に言うと、その気なれば『密室にして、空っぽになりました』でも、すむわけです(笑)


だけど、それじゃ味気ないよね?とも。


やっぱり、空っぽにするのはレオの目標でしたし、長年暮らしていた場所から離れるとなると、寂しさも漂うし、丁寧に描きたいと思いました。


だから、前回は結月で、今回はレオでと、各々に、別れを言ってもらってます。


やっぱり、物でも家でも、ありがとうを伝えるのは大事だと思う。これは、私のこだわりの部分です(どうでもいいですね…笑)


とはいえ!屋敷は空になりましたが、まだ、越えなければならない高い壁があります。


文字通り、高い屋敷の塀がね!!


レオは、どのようにして出るのか?

もしくは、出られるのか?


引き続き、楽しんで頂けますよう、頑張ります。


また、かなり久しぶりになりますが、この作品のあらすじを、変えてみました。


comicoの短いあらすじのまま変えてなかったので、ちょっと内容がわかりやすいように変更しております。


前のあらずじは、ちょっとミステリーっぽくもみえるんですよね。恋愛ものなのに(笑)


だから、ちゃんと恋愛っぽいものに変えておきました。


早くかえれば、よかったんですけど、comicoからのお引越し移行、色々忙しくて…


でも、200話越えてくると、新規の読者様は、ほとんどいらっしゃいません(笑)


だから、たまには、呼び込むために、何かしないとね!


でも、あらすじ書くの苦手だから、ちゃんと呼び込めるのかは分かりません。


でも、大事な作品なので、どうか、少しでも読者様が増えますように。


それでは、今回もありがどうござました。

次回のあとがきは、お休みです。


また、今日は、おまけで執事の日記もつけています。レオが、高校生くらいになった時の日記です。




✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣


執事の日記⑫



×× / 4 / 12



朝から日記を書く。

今日は悲しい夢を見た。結月が泣いてる夢だ。


なんで泣いてるのかは分からなかった。

手をのばしても触れられなくて、声すら届かない。


だけど、結月は、顔を押さえながら泣きわめいていて、とても不安になった。


結月は、あの檻の中で、どうしているだろう?

また、あの親に、泣かされてはいないだろうか?


不安過ぎて、胸が痛い。

だから、会いに行くことにした。


まだ、学生の俺には、結月を奪うことはできない。だけど、一目見て、思いを交わすことくらいはできるかもしれない。


結月、君はまだ、俺を待っているだろうか?

俺が会いに行ったら、君は喜んでくれる?



✣✣✣


この時、会いに行った時のエピソードを、番外編として書いてます。



『檻の中の君へ』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888996071

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