第217話「心を繋いで」
皆様、いつも応援やコメント、ありがとうございます。
ココ最近忙しくて、色々手がつかずじまいでした。コメントの返信が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。
さて、一夜明けて、ベッドの上です(笑)
お互いに話せなかった不安(玲二のこと)を、しっかり語り合い、心から繋がれた一夜だったのではと思います。
また、同時に、レオの復讐という強い感情も取り去っておきました。この感情がね。とても厄介で、描き方に、かなり悩みました。
あと、ここら辺の心情については、ちょっとゴチャゴチャしてる気がするので、次回のあとがきで、簡単にまとめたいと思ってます。
おさらい程度に、読んでいただければ。
あと、先日、ネットでちらっと目にしたのですが、駆け落ちで幕を下ろすような作品は『メリーバッドエンド』通称メリバと言うらしいです。
メリバとは、ハッピーエンドでもバッドエンドでもない物語というか、読む人によって感じ方が変わる作品と言えばいいのかな?
いうなれば、駆け落ちで終わった場合、主人公たちは幸せだけど、残された人たちのことを思うと、素直に喜べないよね?みたいな、複雑なラストの作品です。
心中ENDも、メリバらしいですよ。
死んでしまったのはバッドだけど、一緒に死ねた二人はハッピーだよね!みたいな。
フランダースの犬とか、幸福の王子も、メリバになるみたい。
ただ、それを考えたら、ハッピーエンドの定義もかなり曖昧なるのではと、最近、考えるようになりました。
何気なくつけてるハッピーエンドタグですが、人によってハッピーエンドの基準が違うので、作者と読者の間に隔たりがあると、ちょっと悲惨なことになってしまうよね?と……
前に、ハッピーエンドの基準を、敵も味方も踊り狂って大円団!みたいなのをイメージして読んでたら、勝手に期待値高めて、勝手に落ち込んだことがありました(笑)
私の基準が、高すぎました。反省(笑)
だから、それからは、主人公がハッピーなら、ハッピーエンドだ!くらいの気持ちで読むようにしてます。
でも、この隔たりがあったからこそ、メリバって言葉が生まれたのかもなーともおもいました。
有名な作品だと、新海誠監督の『天気の子』が、賛否両論分かれたメリバでした。
でも、視聴者の感想を読んでると、とても面白いんですよね。本当に、みんな感じ方が、それぞれ違う。
そして、このように議論が交わされるメリバ作品は、物語をかく私からしたら、大変勉強になる作品です。
……と、話がそれましたが、とりあえず、駆け落ちENDは、メリバらしいよって話でした。
まぁ、駆け落ちって、暗いイメージがありますしね。
逃げた以上、隠れ住むのは当然なわけだし。裕福な子だったら、質素な生活できるんだろうか?とか、色々考えちゃうよね?うちの結月もかなり世間知らずだし、大丈夫なんだろうか(笑)
あ、もちろん、この作品が、どうなるかは、内緒ですが、ハッピーなのか、バッドなのか、メリバなのかは、最後の最後まで分からないと思うので、どうぞ、ラストまで気を抜かずに楽しんでください(笑)
それでは、今回も、ありがとうございました!
また、次回もよろしくお願いします。
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