第2話 物語に付いて……


 物語は……基本、全て起承転結で形作られているのは、誰もが知っている事ですね。ラノベでは展開の見せ場から始まるのが流行です。自分も『転生少女と聖魔剣の物語』を、見せ場から初めています。


 自分は、物語は一種のコース料理だと思っています。和食で言えば懐石料理になりますね。自分自身、飲食業で働いていた為、多少の料理の知識はあります。


 プロローグ、序章が突出し、前菜……

 物語の出来事がスープになり。

 見せ場に近い革新的な部分が……魚介のメイン料理。

 その後、一番の見せ場が、肉類のメイン料理……

 結末がデザート……

 と、言う流れになります。


 基本的に、自分は物語の筋道を整えてから見せ場へと流れるようにして居ます。


 その為、間延びしている様にも感じてしまいますが……物語の尺度などを考慮して、書く為、多少前後してしまう箇所は発生しますね。


 ちなみに……自分が好きな古典文学「西遊記」だと……孫悟空が、お釈迦様によって岩の牢に押し込まれるまでの物語が序章で……、玄奘が登場してからが物語の本編になります。


 ここで少し余談をさせて頂きますと……孫悟空の如意棒とは、黄河を支えていた柱です。彼の意に反応して、棒の形へと変化したのです。


 古典文学だと……玄奘は盗賊との間に生まれた子で、赤子の時、盗賊の親玉が殺せと母親に命じて川に流します。この時、赤子が自分の子だと会って直ぐに見分けが付くように、片足の小指を噛み切りました。その後……母親と再開したとき、母親が我が子だと知り喜びました。


 孫悟空は序盤は天界等で大暴れしますが……物語後半では弱体化(?)見たいになり、強い敵に対して菩薩などの助けをしてもら場面が多いです。


 と……まあ、少し話がそれてしまいました。現代は今の時代を反映させる物語が作品が面白いかと思います。


 その時代によって作品も様々ありますので、自分が一番だと感じる物語作品を好むのが一番だと感じます。

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