第15話 結衣とのデート
ご飯を食べているときに聞いてみた。結衣に聞いてみた。
「明後日の日曜日、遊園地行かないか?」
「行きたい!」
「そうだよね!遊園地行って何に乗りたい?」
日曜日に遊園地に行く計画を立てた。土曜日は部活動を見にいかないといけないので日曜日に行かないといけない。
日曜日、俺たちは遊園地に来ている。大阪市の海の近くにある超有名な遊園地と言えば通じるだろうか。まず向かったのは入って右側にあるジェットコースターだ。2時間待ちになるほど人気で、俺たちはワクワクしながら並んだ。ようやく順番になりジェットコースターに乗った。一番上に行くと某魔法作品のお城や某サメ映画の池、某赤い人が
「キャーーーーーーーーーーーー」
「キャーーーーーーーーーーーー」
「キャーーーーーーーーーーーー」
コースターのいろいろな場所から叫び声や笑い声が聞こえてきた。1~2分ぐらいで一周したのだろう、ゴールした。
次に俺たちは某恐竜の世界のアトラクションに乗った。このコースは船に乗って恐竜を見に探検するアトラクションに乗るものだ。
「京平、この恐竜は何て名前なの?」
「えっとねー、これはティラノサウルスじゃないか?」
「じゃあこっちは?」
「んーと、プテラノドンだね」
「京平は何でも知ってるんだねー」
色々話していると暗い建物に入り、段々と上の方に上がっていった。そこには暴れだしてる恐竜とかがいっぱいいた。少しずつ少しずつ進んでいくと、上の方に大きな恐竜が見えた。その瞬間
・・・・・・・・・
流石にこれ以上言うと怒られそうなので、気になる人は実際に行ってほしいがなんやかんやあって服がびしょぬれになった。髪の毛が水にぬれている結衣の姿がとても可愛いかった。
園内を歩いているとおなかが空いて、軽く食べようとターキーレッグを買って食べた。そしてメロンソーダのシャーベット?みたいなものも売っていたのでそれぞれ2つずつ買った。それでもおなかがいっぱいにならなかったのでレストランに入ってご飯を食べた。
その時、携帯に着信がきた。バイブレーションにする設定にしていたので結衣は気づいていなかった。デート中で気分を壊したくなかったので、連絡先を見て無視をすることにした。ちなみにスマホには、
『学校』
と書いていた。気にはなったが重要な事ではないと思った。
その後、某赤い服の蜘蛛人間のアトラクションに行った。SD眼鏡をつけて乗るアトラクションで、実際は落下していないのに落ちているような感覚になって、すごく楽しかった。
次に、あまり場所を離れていない某アメリカ消防火災映画の場所に行った。中に入ると火災映画の撮影の様子や実際の炎を見ることが出来てとても楽しかった。
いろいろとアトラクションに乗っていると、午後8時ごろになった。閉演直前にパレードがあったので結衣と一緒に見ることにした。恐竜や魔法使い、蜘蛛人間などがたくさん通り過ぎていく。結衣は写真を撮ったり動画を撮ったりしていた。
楽しい時間はあっという間に終わり、園から出てすぐにある駅から夢咲線の電車に乗り、そこから大阪環状線に乗り換えた。電車の中で、俺はカバンから袋を取り出して結衣に渡した。
「なあ、結衣。これ プレゼント」
「ええ!?めっちゃうれしいよ!ありがとう」
「中空けてもいい?」
「いいよ」
中を開くと、俺がこっそりと買って入れておいたペンダントや黄色いバナナのキャラクター(ミニ〇ン)のペアストラップが入っていた。すると、結衣からも何か袋をくれた。
「実は私も京平にプレゼントを買ったんだ!」
中を開けてみると、キャラクターのボールペンやシャーペン、筆箱にキーホルダーなど学校でも使えるようなものを入れてくれていた。
家に帰って風呂に入って安堵していると、知らない間に眠っていたらしく気が付くと朝になっていた。結衣に朝食を作り学校に向かった。門に入ってすぐ生徒指導主事の先生と校長が走ってきて職員室に急いで連れられた。
「何があったんですか?」
・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます