第7話

「神社、結構集中できそう」

出来る限り隅っこへ行き、

本を開いて、自分の世界に入りこんだ。

新しい発見があり、やはり心理学は面白い。

本当はノートを取りたかったが、

それはまた今度にとっておこう。

「ちょ、お嬢ちゃん、ここでなにしとん」

「あっ、すいません」

「読書は家に帰ってやりなさい」

「すいません」

怖くて厳しいで同じみ、神尾さんに注意されてはもう

これ以上勉強出来ないだろう。

確かに、神社は勉強する場所ではない。

でも、家に帰るには、気が重いので、

神社にもう少しいよう。

まだ、本を読み足りないが

我慢して勉強を中断した。

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