第4話
「じゃあ、もう帰るね」
「うん、急いでるの?」
「まあ、そんな感じ」
家に帰って沢山のやることがあり、
心理学の勉強をするまでに時間がかかるのだ。
「じゃあ、またね」
「うん、兎踏まないようにね」
「分かってるって」
言っているそばからフワフワが足に引っかかった。
もう二度とフワフワで転ばないと決めたのに、
盛大に転んだ。
さっきよりも派手に転んだ気がする。
「気を付けてね」
「うん、もう兎の前で焦らない」
失敗から学んで、
ゆっくりと歩いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます