異界の殺し屋
@syouryu-
第1話 死と転生
俺はコードネーム「竜」
殺し屋だ。
と言ってももう71歳だがな。
俺は1度も証拠を出さず、いくつもの人間を殺してきた。
政府官僚、政治家、大手企業、などなど。
皆大金を持って俺の所に来る。
都合が悪い人間は排除する。
俺が稼いだ額は100億以上。その金はすべて使えなかった。
俺はイカれていた。
そんな俺にも寿命は来る。
死んだら、俺は地獄に堕ちるのだろうか、
ああ、あの時殺した男の顔だ、俺はもう死ぬ。
来世はあるのだろうか?
こんな俺に、次はあるのだろうか?
「起きろ、おい!…」
「う〜ん…。 ん? これは、俺のライフル?
ここは、どこだ…。」
俺のことを起こした男は奇妙なことを言った。
「お、やっと起きやがった。お前は女神に召喚されたんだよ!」
「召喚?女神?どういうことだ、俺は、俺は…。」
まさか、これが来世?
「だから、お前は前の世界で死んだ後、ここの世界に召喚されたんだよ!まずは、
お前の前の世界の役職は、、、ん?殺し屋…。え?」
「お前、殺し屋…て、」
ヤバい、バレた…
「スゲー、なかなかここの世界ではいない役職じゃねーか!
お前、事務所開けよ!この世界では合法なんだぜ、殺し屋は」
男は、殺し屋は合法と言った。
「どういうことだ?殺しはダメじゃないのか?」
俺が聞くと、
「いや、魔族や賊を殺す分にはOKなんだぜ?魔族や賊は俺らにとって危険だからな。実際、勇者達も前世は殺し屋だったりするしな。」
「なるほど、悪くないな。」
「よし、そうとなりゃ早速ギルドに許可をもらうぞ!」
異界の殺し屋 @syouryu-
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。異界の殺し屋の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます