第4話
僕の名前はアドルフ。12才だ。こちらの世界では苗字などない。
僕はドラゴニスト。ドラゴンと人のハーフの子孫らしい。
人の姿で人と同じように身なりをする。ただドラゴンゆずりの力自慢が多く、あるドラゴニストは人だけでは軍隊の大隊が討伐するために必要なアーメリトカゲを1人で追い払ったこともあったと優しい30才の父上が教えてくれた。だからドラゴニストの多くは強すぎるがあまりにどこの軍隊にも属さずにいくつかの村を自然の中に作り、狩猟生活して成り立っている。狩りでは常に季節関係なく男達が大きなクイッドやアナルドフスを仕留めるから食べ物には困らないから大丈夫だ。
いつも、村は狩りが成功するればお祭り騒ぎのように大人たちは木造の家々が並び立つ村の広間で近隣の国から交易で得た酒の杯をぐびぐび傾けて祝い、歌や踊りを興じてる。また村の端では不倫や浮気に婚前性交渉をしない生真面目なドラゴニストのカップルがその分の欲を発散させている。(ドラゴニストのカップルは仲良しで子沢山。)
こんな感じで平和に慎ましくアットホームな暮らしだ。
子供の僕らは普段はまとめ役の長老、僕の今年で120才になるおじいちゃんにいろいろ生きるための教えを昼間に学んで夜は食べ物にありついてすぐ寝る生活。
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