20話 儀式



俺たちは大きな煌びやかな扉の前まで来た。


係の女は扉の警備兵らしき男に何か話し、俺に向かって

「オオガ様これから儀式をします。」

そう言うと係の女はどこかに行った。



俺は部屋に入った。


「オオガ君とアデレト君だねよろしく。私はここの支部長 ルドルフ アストレアだ よろしく。ではオオガ君、早速儀式を始めよう。この契約書にサインし血印を」


そして

俺はサインと血印を押した


用紙は宙を飛び

赤色の文字列の光が舞う

円形の紋章の光が浮く


それは数日前に見たものと同じだった。

そしてまた光は火の粉のようになった。

(だろうな)


「なんでだ?んー。ちょっと待っていてくれ、」

そうルドルフは言った。



また俺たちはロビーに戻った。





数十分後

ルドルフが俺たちの元に来た。


「オオガ君、先ほどの儀式の失敗の原因がわかりました。」

そう言うとルドルフは説明し始める


「原因はおそらく君の魔力が契約に必要な魔力の最低ラインを下回っているのが原因だろう、なので今のままだすと承認冒険者に登録する事はできんのだ。」


「そうでしたか。んー別の方法を考えてみます。」


「そうですか。ではこちらも方法を考えてみよう。今日は帰らないか?オオガ君、今日はやることもないからな」


「ああ、帰るよ」


俺は宿に向かって帰った。


《後書き》

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