19話 筆記試験


俺は質素な部屋に通された。

そこには二つの椅子と一台の机があった、


俺は椅子に座り、アダレトに椅子に座るよう促した。


俺たちが座ったのを見て係の女が、


「こちらの用紙に問題と認定に必要な事項を書く欄があります。終わりましたら、人を呼んでください。」


そして、係の女は部屋を出た。


俺は用紙に目を通した。

そこには基礎的な文章の読解、算数の問題、承認冒険者のチーム名など

を書く欄があった。


(なんだこれ。馬鹿にしているのか?)


俺は問題の欄は5分もかからず終わり


そして 必要事項を書き始めた。


だが、チーム名のところに戸惑った。


(んー困ったーんー 

そうだ!     トプラントゥにしよう!)


俺は トプラントゥの発音を異世界語に変更して用紙を書き終えた。


俺は扉を開けた。そして係の女を呼んだ。


「すみません!書き終りました」


係の女が慌てて来て


「もう終わったんですか?」

係の女は驚きの目で答えた。


「ああ、終わった、」

そう言い 用紙を渡した


「では確認しますので、待っていてください」




そして、十数分が経った


「オオガ様」

係の女が部屋に入ってきた



「結果は出ましたか?」


「はい! 合格です」


「そうでしたか、」


「では、承認冒険者になるための儀式をします。ついてきてください」


「ああ、わかった。」



《後書き》

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