初戦 旧バージョン
この話は本編の編集前のものですので
本編を読んでからここを読むのをおすすめします。
一応ここから読んでも伏線とかは全て読めますが、文体が少しわかりにくくなっています。
オオガは歩き出す。砂浜の上を、そこへ1匹のウサギのようなものが何かを背負い動いていた。オオガは一気に後ろへ戻り剣を抜く、剣を構えその動く生物を観察する。
(口らしきとこには鋭い牙はない、全身は白い毛のようなのがびっしりとついている。よし、狩れる。行くそ!)
彼は一気に兎のような生物との間合いを詰め斬りかかった。次の瞬間、毛のようだったのが一瞬で鋭い針となり男を襲った。男は慌ててよける、針は砂浜に刺さった。
男は一気に10メートル下がる。化け物は男を見ている。抜けたはずの毛が全て一瞬で治った。そしてまた男へと針を飛ばす、男は剣で針を弾きながら岩陰に隠れた。
(あの兎の怪物め、強すぎる、だが今は攻撃してこない何故だ?)
考えて居るとき、化け物は岩を越え男にまた攻撃した。男は逃げる。
そして、持っていた、小型煙幕爆弾で当たりを白一色にした。物陰に隠れる。彼は義眼をサーマルカメラモードにするよう意識し、あたりを見た。そして化け物を見つける。
(どーやら化け物は目でしか相手の位置を測れないんだな。 よしいける。)
オオガは物陰から飛び出し、一瞬で剣の間合いに入り兎の化け物を斬りつけた。
斬りつけあたりで止まり。目を通常モードにした。そして、さっき使った爆弾の安全環を握りつぶした、手からガスが出て、辺りにあった白い煙が素早く消えていった。
オオガは化け物の状態を確認した。
(全体を二つに分けたから死んだと思うが、心配だな。)
男は再び斬りつける。何度も、何度も、気づけば大量の血飛沫とサイコロステーキみたいになった肉塊だけだった。男は血のついた剣を振って血を落とした。
「ふー終わったな、さあ行こう。」
男は肉塊と血の水溜りを無視し、踏みつけ歩き出す。
血の足跡で蹂躙した後を示して、
そして、ヘンテコな森の中へと進んでいく。
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