2章 データブック

・主人公

【アレイ】

【19歳 冒険者 召喚術士】

解説

【借金返済のために奔走をする主人公。今回の件により、確実に実力は上がっている。本人としては常識人だと思っているが、趣味人な面が隠せずにそれが露呈してきている。カードゲームではニッチなカードを余すことなく利用して勝つのが好きなタイプ】

能力

【前世の知識 B】

前世の記憶を引き継いでいる。記憶の復活が遅かったことに加え、本人との性質が噛み合いすぎたために人格に対する影響は軽微に済んでいるが、元からの悪癖が強くなっている。

【貴族の血筋 C】

貴族としての血筋を引いている。魔力にプラス補正がかかる。血筋としては傍流のため、あまり濃くはない。

【召喚術 C】

召喚術を会得している。交渉をしたモンスターを契約することで召喚獣とすることが出来る。仲間の数が増えたが、許容量はそろそろ限界である。

【冒険者 C】

困難を踏破したことで冒険者としてのイロハを手に入れた。まだ冒険者としてはひよっこではある。

【苦痛耐性 B】

意志を持って苦痛を抑える事が出来る。意志の力によって行えるが、これを行える人間は狂人と紙一重である。


・召喚獣


【スライム】

解説

【粘体の体を持ち、魔力から生まれる不定形生物。今回は出番は少なかったので成長も控えめ。しかし、魔力を吸収したスライムは通常のスライムとは違う存在となっている】

能力

【粘体の体 A】

スライム種特有の肉体。柔軟であり、ちぎれても魔力によって再度蘇生する事が可能である。また、酷使されたことで通常のスライムよりも柔軟で自由度の高い体の使い方が出来る。アレイに無茶に使われているが、あまり本人は気にしていない。

【知性の芽生え C】

固有能力。スライムではあるが、知性に近い何かが芽生えつつある。まだ小さな萌芽のため大きな補正はない。最近、魔石を貰う量が少ないと思っている。


【フェアリー→バンシー】

解説

【人の死を叫び声で予告する妖精。この世界においてのバンシーは、幽鬼に近い存在であり水辺に現れる精霊として知られている。フェアリーからの進化で変化した存在であり、形質は引き継ぎつつもバンシーとしての特性が混じったことにより性格などが変化している。フェアリーに比べると圧倒的にモンスターとしての能力は高い。また、感情の湿度が高い】

能力

【音声操作 A】

固有能力。バンシーの固有能力である叫び声と魔力操作が合体したことで通常のバンシーに不可能なレベルでの音の操作をすることが出来る。ソナーのような探知や攻撃への転用なども可能で。

【執着心 B】

何かに執着する性質がある。物に執着している間は無害だが、意志を持つ相手に執着をする場合には注意が必要である。

【平和主義 C】

元より平和を愛する性質であるが、バンシーとしての性質や変化によって力の行使も厭わなくなっている。平和主義というよりも、仲間の平穏を守るという程度の認識となる


【ゴブリン】

解説

【子鬼と称されるモンスター種。今回はあまり出番がなかったが、地道に実力は伸びている。未だに手持ちの中では一番の近接での戦闘力を持っている】

能力

【武器習熟 B】

固有能力。あらゆる武器に対する理解度が高くなり、使いこなすことが出来る。流石に魔具を扱うことは出来ない。

【戦士 C】

ゴブリンという種の中でも戦いに赴く戦士である。戦士として基礎的な動きなどは習熟しているが、ゴブリンという種族全体で見るなら平均的な部類。

【職人 D】

独自のこだわりを持って何かを作り上げる事が出来る。まだ見習いにも満たないが、その精神性は間違いなく何かを作る存在としての心である。

【身軽 D】

動きが機敏であり、平均的なゴブリンよりもほんの少し動きが俊敏である。


【ザントマン】

解説

【民間伝承に登場する老人の姿を取っている睡魔。本来の個体は老成しており、自分の性質である眠らせることに特化しているがこの個体は他の個体に比べて情緒が豊かであり、個性が強くでている。享楽的ではあるが、ザントマンという老成した種族として義理堅い面もある】

能力

【幻惑魔法 B】

固有能力。砂を媒介にすることで、眠らせるのではなく幻覚を見せることが出来る。幻覚の内容はザントマン次第だが、魔力次第では小さな子犬を巨大なケルベロスに見せるような芸当すら可能である。現在の魔力量の場合はごく短い時間しか利用できない。

【年若 A】

ザントマンという種族から外れるほどに精神性が若い状態。若い故に発想の自由度が高く、あらゆる事を楽しむことが出来る。

【■■契約 A】

■■■■■■■であり、■■■■■■■■すらも使うことが出来る。また、■■■■■■がある。


【アガシオン】

解説

【伝承の瓶や指輪などに封じ込められた使い魔。この世界においても使い魔としての性質を持っている。魔力を持つ存在に仕える種族のため、誰かに使役している状態が最も望ましい。この個体は、収集癖があり魔具などに非常に執着を見せる。意志を持つモンスターの中にこういった執着する例は多く存在している】

能力

【収集家 B】

固有能力。収集する対象に対して補正が掛かり、また空間を利用した収納が出来る。コレクター気質がプラスに働いた状態であり、自身の興味の対象外である物は収納できない。また、収納するほどに送還状態での魔力の消費が重くなるため道具袋として使うには負担が重い。

【使い魔 B】

使い魔としての気質。収集家としての能力のため、本来の使い魔としての性質よりも自我が強い。しかし、気弱なために命令などには逆らえず本来の性質から従うことでパフォーマンスを出すことが出来る

【気弱 C】

気が弱く、押されると頷いてしまいやすい。自身の得意分野以外では、騙されることもあるだろう。

【魔具コレクター A】

魔具の知識に優れており、更に収集する事に快感を持つ。コレクターとしての性質であり知識のため、魔具の使用に特に影響は無い

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