1章 データブック

・主人公

【アレイ】

【19歳 冒険者 召喚術士】

解説

【学園から帰ってくると莫大な借金を背負うことになった主人公。貴族としての血筋を引いているために魔力などは一般的な人間に比べると優秀である。しかし、魔法使いになるための素養が足りないためそれを活かすことは難しい。何かしらにのめり混むと周囲が見えなくなる一面もある。戦う人間としての才能はあまりないが、冒険者としての才能はそれなりにある】

能力

【前世の知識 B】

前世の記憶を引き継いでいる。記憶の復活が遅かったことに加え、本人との性質が噛み合いすぎたために人格に対する影響は軽微に済んでいる。

【貴族の血筋 C】

貴族としての血筋を引いている。魔力にプラス補正がかかる。血筋としては傍流のため、あまり濃くはない。

【召喚術 C】

召喚術を会得している。交渉をしたモンスターを契約することで召喚獣とすることが出来る。


・召喚獣


【スライム】

解説

【粘体の体を持ち、魔力から生まれる不定形生物。魔力の消費量こそ少ないが、性能はそれなりであり何よりも粘体で決め手にかける事から契約を続ける人間は稀。アレイの使うスライムは魔石を大量に摂取し、また魔力を注いで指示を幾度も受けたため知性に近い何かが芽生えている】

能力

【粘体の体 A】

スライム種特有の肉体。柔軟であり、ちぎれても魔力によって再度蘇生する事が可能である。また、酷使されたことで通常のスライムよりも柔軟で自由度の高い体の使い方が出来る。

【知性の芽生え C】

固有能力。スライムではあるが、知性に近い何かが芽生えつつある。まだ小さな萌芽のため大きな補正はない。


【フェアリー】

解説

【小さな妖精の姿をしたモンスター種。悪戯好きで無邪気という種族の中でも臆病で真面目という性格のため、フェアリーとしての性質として大きく外れている。戦闘能力を持たず、肉体に対する知識が薄いものの魔力に対する造詣は非常に高い。また、妖精族に共通する人種に対する好感度補正が面倒見という面で現れている】

能力

【魔力操作 A】

固有能力。魔力に対する造詣が深くなり、魔力に対する高度な操作が可能となる。扱う魔力量によって大きく難易度は異なるが、細かな操作で言えば米粒に文字を書くような複雑で繊細な操作が可能である。

【非戦闘主義 B】

基本的に戦うことが出来ない。魔力に補正あり。敵対者に危害を加えるような戦闘行為にマイナス補正。

【お人好し B】

善性が高く、他者のために力を発揮することが出来る。他者の補佐をするのにプラス補正。

【魔力主義 A】

肉体的な体を持たない存在。生物の体に対する理解が難しくなる代わり、魔力に対する補正がつく。


【ゴブリン】

解説

【子鬼と称されるモンスター種。基本的に不器用で道具を使わない種族だが、この個体は道具を扱うことに対して造詣が深い事が個性であり、武器や道具の利用をすることが出来る。知性の高さだけで見るならそこまで高くはないが、己の好む分野に関しては補正が掛かる。性質の関係上、ゴブリン種としての能力は使用できない】

能力

【武器習熟 B】

固有能力。あらゆる武器に対する理解度が高くなり、使いこなすことが出来る。ランクが高いほどに使いこなす習熟度が高くなり、経験も貯まりやすい。ゴブリンの種族という補正により、人間と同じ程度にあらゆる武器や道具を使いこなせる能力となっっている。

【戦士 C】

ゴブリンという種の中でも戦いに赴く戦士である。戦士として基礎的な動きなどは習熟しているが、ゴブリンという種族全体で見るなら平均的な部類。

【職人 D】

独自のこだわりを持って何かを作り上げる事が出来る。まだ見習いにも満たないが、その精神性は間違いなく何かを作る存在としての心である。

【身軽 D】

動きが機敏であり、平均的なゴブリンよりもほんの少し動きが俊敏である。

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