第2話
「爺様姫君はどこですか?」
「爺や姫はどこ??」
今日何回聞かれたことだろうか
「爺姫はどこじゃ」
父上が居るときは城下町にいかないと言っていた姫が
爺だけには言って城下町へ降りていった。
久しぶりに戯れられるとおもった父上はご立腹で
なんども爺の事を呼んでは姫の事を聞いてくる。
そんなにきかれてもこたえられしない。
「姫が恋してる靴屋にいきました」なんて口が裂けても
いえやしないので「友達と遊んでおられます」と答えるしか
ありません。
「爺や早く姫を戻さんか」
「せっかくのお友達ですし」
「そうだよな」
父上様は姫と会いたくて仕方がありません
それも無理もないのです、現在戦中で白にも帰ってこれないので
姫に会いたい気持ちもわかります。
ですが姫は靴屋に恋をしているのでそんなこと父上には言えません
私が殺されてしまします。
どうにかして姫を城下町から戻したいと思います
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