第3話
爺は困りに困って母上に相談をしました。
「姫が城下町の靴屋に恋をしている」
「知ってるわよ、だいぶ前からじゃないかしら」
「お止めにならにんですか」
「どうせ叶わない恋ならさせておけば」
「それでは殿が」
「あの人は爺やが面倒みてよ」
父上も母上も全部爺にまかせっきりなのです。
こまったものです、育毛剤で髪が生えたのにハゲそうです
姫が戻ってきたみたいです、ウキウキしながら城を走っています。
「姫どうでした?」
「格好良かったよ」
アイドルに会った後みたいになっています
「姫そろそろ城下町へ行くの辞めませんか?」
「なんでよ」
「殿がご立腹です」
「そんなの知らないわよ」
「勝手に戦して勝手に帰ってきて私に会いたいなんて」
それはそうなんだが、戦が仕事ととなればそれは仕方ないというのは
姫には言えなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます