第27話 瀬戸内海での神戸の戦い2
「隊長、どうやらアンダーソンはサラ王女を取り戻す任務を放棄したようです。代わりに我々がやりましょう。もし駄目ならば、地球側につくサラ王女ともども滅ぼすつもりで」
ゼウスの機体は合計で5機いた。それらは変形して空自の自衛隊機と戦っていたが空域を離脱し、神戸市内へと入ろうとしていた。現在の場所は明石海峡大橋で戦闘を行っており、日本のゼロインフィニティの部隊がゼウス隊と対決するという事になってしまった。
「何? ひょっとして敵なの。アンダーソンが来たから大丈夫だと思っていたのに」
一式有栖がそのように言うと、サラ王女が彼等はオオワシの命令で動いているかもしれないと説明するので、武器の確認をする一式有栖であった。ゼロインフィニティの部隊は舞子から垂水区内まで後退すると、ゼウスの機体が分散して攻撃を仕掛けようとする。
「圭一、基地がある神戸市内には敵を入れるなここで足止めさせるように」
それは司令部からあった秋原圭一の父からの連絡であったが、圭一はそんなのお構いなしであった。上空からビーム弾が降ってくると、ホバー走行で回避するゼロインフィニティは、応戦するのであった。機動的な攻撃を仕掛けてくるゼウス各機は、射撃だけで、ゼロインフィニティ1機を仕留めるのであった。
「一式有栖、モブキャラの遠野がやられたわ。彼の分も私たちが頑張るからそのつもりでよろしく頼むわね」
その頃、秋原圭一は接近戦で、ゼウス機と格闘戦を挑んでいた。
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