第22話 格闘戦能力
「それでゼロインフィニティの格闘戦についてなのですが、具体的な装備は一体どんなのがあるのでしょうか。今更感があるのですが」
「今まで一体何をやってたのかしら秋原、今頃になってそんなの聞くのって。基本は高出力電熱サーベルに上腕部のエネルギー弾、それと狙撃銃じゃない」
狙撃がメインと思われるかもしれないゼロインフィニティであるが、格闘戦にも秀でており、機動力は悪くない。高出力電熱サーベルで大抵の物は斬れるであろう。ハイスペックであるゼロインフィニティは同種の機体を破壊するだけの能力を有しているのである。
「いい、ゼロインフィニティでオオワシをとっちめてやるのだから。私が地球に宇宙経済を持ち込もうとしたのを邪魔したのを許さないのだから」
それを聞いて秋原は聞き返したのであるが、地球と交友関係を持ちたかったサラは、宇宙歴を是非つけなさいと説得するのである。
「サラ、早速宇宙軍から使者が来たわ。対応して頂戴。中には工作員も紛れているはずだから気をつけてちょうだい」
一式が連絡を取ると、サラの機嫌が変わった。全員とっちめてやるんだと言わんばかりに、張り切るのであるが、圭一を呼びつけて、外に出るのである。
「サラ王女、やる気ですね」
「当然よ、当たり前じゃない」
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