第8話対馬海峡の戦い

 秋原圭一と一式有栖が戦場へ向かおうとする。その頃、対馬海峡では海上自衛隊の

護衛艦隊が銀河系の宇宙軍と戦闘を開始していた。対馬海峡の南側に位置する海上自衛隊の第3護衛隊が守りを固めていた。最初の制空権を奪取されないようにする為、早期警戒機が敵の動きをキャッチすると、日本の西日本にある各飛行場から戦闘機が飛んで行った。既に偵察衛星では、敵の動きを掴んではいたが、本格的に日本へ侵攻して来たので、日本の指導層は慌てた様子である。

「遂に宇宙軍が来たぞ、奴らを追い払うんだ。いいな」

「はい!」

 敵の侵攻は最初の48時間が重要だと幹部は考えていたようである。それまで持ちこたえると、何らかの動きがあると、幹部は目論んでいたようだ。最初の先制攻撃を食い止める事ができるかが、勝敗の行方を左右すると思っていたようである。まるでゴジラ襲来のような展開に、戦闘部隊も動揺をしたようであるが、訓練通りではない実戦に対し、各自奮闘する姿があった。

 そして肝心の敵軍である宇宙軍の動向であるが、まるで要塞のような大型汎用機に加えて、小型機のような宇宙船を伴っていた。

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