第7話 open Eyes
「実戦経験の無い私たちに任せて大丈夫なのかしら。陸将の人って何を考えているのか」
するとオペレーターの人は戦果を期待していますと説明するのである。テストの為か、少数精鋭のつもりで戦地に投入されるのか定かではないが、言われるがまま操縦レバーを握る2人は、行動を開始するのであった。
「トレーラーのおじさんお世話になりました。ありがとうございます」
秋原圭一が感謝の言葉を述べる。そしてゼロインフィニティの目が光ると、この機体が動き出す。薄い羽根のようなものが背中から拡がると、ブースターが発動し、トレーラーから離れて上空へと旅立つのであった。2機とも出撃に成功すると、そのまま飛行型に変形して高度上空を旋回するのであった。
「一式3尉、よろしくお願いします。何て言っていいか、自分は実戦経験はないもので」
「秋原君ついて来なさい。私も訓練だけだから、何も言う事は無いわ。初めての実戦、死なない程度に頑張って頂戴。私が先行するから、後についてきて」
秋原圭一は了解と言うと、機体はそのまま上空を飛んで行った。
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