第5話 前線の各部隊応答
「うん、まあいいよ。私だってまだ22だし。実戦はまだ経験していないけれど、訓練では成績を残したぐらいしか、取り柄の無い私だし」
謙遜して笑いを取ろうとする一式有栖は、トレーラー群が北九州市に向かったことを伝えると、いつでも出撃が出来る状態へと段取りを踏まえて欲しいと、秋原圭一に無線で伝えるのであった。実弾はきちんと込められているか、またエネルギーパックは十分か。不足している所をチェックするパイロット達であった。
一方その頃、中国大陸から経由して韓国へ行き、一部の部隊が、そう宇宙軍の兵力が九州へ上陸するようだと伝える。航空戦力と宇宙の監視衛星の仲間が情報を送るのであった。ちなみにであるが、秋原圭一が所属するこの武装した勢力は、国連軍ではなく、日本の自衛隊とはまた違う、独立した組織から編成される権限があるチームである。一応米軍とは相互協力関係にはあるが、特定の明文化された内容は決まってない。
北米から補給線として実弾や資源や物資は送られてくる手はずだろうけれど、それだけで、日本の都市を戦場にして何日持つかわからないと言った感じであるが、補給に関する内容は一応そんな感じである。前線はこちらが担うといった感じだ。
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