父方の祖父が他界
折り紙くん
読み切り
タイトル通り、父方の祖父が今週他界しました。享年90歳でした。
それを聞いたのは昨日(金曜日)の夜仕事から帰宅したときでした。両親は数日前から知っていたようでした。その時は実感がわきませんでした。ただ両親の祖父母の中で一番早く他界するだろうというのがあり、あまり驚かなかったです。なぜなら私がまだ母親のお腹の中にいた時、祖父はお酒の飲みすぎで肝臓を悪くし入院していたからです。
(それを子供の時私が聞いていたので、大人になっても絶対にお酒飲まない!!!とずっと思っており、今でも一滴もお酒を飲んだことがありません。)
祖父が私が生まれる前、肝臓を悪くし入院していた時、「もう死ぬかもしれない。。でもせめて、、、孫の顔を見てから死にたい。。。」と語っていたようです。
無事に入院して、私が大きくなってから「中学卒業まで生きよう。。」「大学卒業まで生きよう。」と目標があったらしく、私が大学卒業した途端目標がなくなった感じが見受けられます。十分長生きしたなぁ。。。。祖父自身しかわからないけどさ、幸せな人生送れてたんじゃないかなぁ。生きているときから思ってたんだけど、祖母は祖父のこと大好きだったよ。祖母の方が好きだったんじゃないかな。
あ、、、私も大学卒業まで死にたい死にたいって思っていたこと何度もあったんだけど無事に卒業まで行けてよかったわ今思えば。。。
祖父に対する思い出は、2つあります。
1つ目は、幼稚園時代の放課後です。放課後友だちと遊ぶ約束するんだけど、私ね友だちと遊ぶより祖父母と遊ぶことのほうが楽しかったんだよなぁ。わざわざ友達のお誘いを断って祖父母家でよく遊んでいました。
2つ目は、小学生の時の習い事の送り迎えです。
交通手段を使わないとその会場に行けなくて毎週火曜日か水曜日の放課後、小2から5年間ずっと車で送り迎えしてくれました。私が受講している間はずっと車で待機していました。
多分、父親含め祖父の家族は祖父がもうそろそろ他界しそうというのはなんとなく感じていたと思います。定期的に父親が祖父母家を訪問していたからです。途中から病院に行ってたのかな。。。私に言わなかったのは心配させたくなかったからなのだろう。
祖父はお葬式は絶対やるなって言ってたらしく、今日はねお葬式はやらず火葬したの。
もうね、、涙が止まらなかったよね。。遺体から見た目を綺麗な状態にしてくれるんだけど、その作業をしているのをみて、涙も鼻水も出てきてさその場でかむと迷惑だからこっそり離れて大泣きしました。一番泣いてたよ。次に祖母。父親、叔母、母親は前もって知っていたからその死をもうすでに受け入れていたのもあるのか泣きはしなかったなぁ。あ、、、亡くなったんだって。ここで実感したよね。。。
「死」ってとても重たい。。。
ネット上で○すとか○ねとかよく見るけど、簡単に言ってはいけない言葉だって実感するよね。
祖父の死で、1日1日を後悔せずに生きなきゃって思った。。
まだ3人生きているけど死ぬのも多分時間の問題だよね。もう耐えられんかも。母方の祖父母もさたくさん思い出あるからさ。。
あれだなぁ私が社会人になってからも祖父母4人共まだ生きてたから他の人よりも圧倒的にたくさん思い出作ったんだわ。。
私の血族(三親等)は離婚もしてもいないし、早死していないからたくさん良い思い出作ってきたんだなあ。たくさん思い出作れた私幸せやんね!
両親祖父母、私が生まれてから私に一切迷惑かけずに私をここまで育ててくれてありがとう。
おしまい。
父方の祖父が他界 折り紙くん @ryuhyo3600
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
高校時代の修学旅行/折り紙くん
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
親への感謝の気持ち/折り紙くん
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
遠ざかる街を思い出せばあの日に見た夕日も変わらない最新/雛形 絢尊
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 15話
黄昏の夢想最新/のいげる
★6 エッセイ・ノンフィクション 連載中 10話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます