第15話 屋敷に到着
豪華な馬車から降りると
目の前には 素敵な邸宅がありました
「さあ、入って」 おずおずと 召使の人から扉を開けてもらって そこには
「おかえりなさいませ」沢山のメイドに執事の方がいらしたのです
「旦那様 この御方は?」「あの…」
「貴族のお姫様だ 大事な預かり‥いや、尊き方だから大切に扱ってくれ」
「内乱で身よりを無くしてね、それから…」
貴公子は 淡々と説明をされた後
「部屋を用意してくれ」「はい旦那様」
「それから必要なものに 王女様のご面会もある」
え?私は今の言葉に驚きました
「エリナ嬢 彼女には貴族の姫としてレデイにガバネス
家庭教師(ガバネス)が必要か」
「王宮に行かなくてはいけないのだから」と力強く言われたのでした
「はい わかりました」執事がそれはうやうやしく頭を下げたのです。
「え?あの‥」私はただ驚くばかりでしたの
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