第19話


寝る前に皆に挨拶をして

最後にシュガーちゃんに挨拶をして自分のテントに入る


それにしても今日は色んな事があったなあ

これからも色んな事があるんだろうな

でも、シュガーちゃんと一緒に頑張ろう!


明日も朝から移動だし早めに寝よう


翌朝どこかからいい匂いがしてきて目が覚めた

テントから出るとメグミさんがご飯の準備をしていた


「おはようございます!」


「あら、サリーちゃんおはよう

早かったのね!

ご飯もう少しでできるからね」


ご飯の準備を手伝っていると他の皆がテントから

出て来た


ご飯を食べてからテントをしまってテールの街に向かって

歩き始める


その日は何匹かのスライムやゴブリンを倒したくらいで

特に問題なく2日目が終了した

予定では明日の夕方には目的地のテールの街に到着するそうだ


2回目の野宿なので私も見張りに参加させてもらうことにした

見張りの時はシュガーちゃんのお腹にもたれるように座らせてもらって

皆が起きないくらいの声の大きさで色々な話をしながら交代の時間まで

過ごした


交代の時間はシュガーちゃんのおかげですぐきた


翌日も特に問題はなくテールの街に着く事ができた

問題という程ではないけどケイさんの料理は壊滅的だった…


テールの街はラーニンの街より規模は小さいけど管理が行き届いてるって感じ

だった

街に入ってギルドに付くとケイさん達と別れる事になった

ケイさん達はこれから何か月か他の街に遠征に行くんだそうだ


「足手まといの私を連れてきてくれてありがとうございました

また会いましょう!」


お別れをしてその場で別れた


ケイさんは最後までシュガーちゃんと別れたくなさそうにしていたけど

メグミさんに怒られてサージスさんに担がれて行った

最後まで優しくていい人だった


私は明日から依頼を受ける事にして

今日はギルドでどんな依頼があるか確認と

移動中に出たドロップ品を売って宿をとろうと思う


ドロップ品は全部で6000ルターで売れた


残金は14600ルターだから宿に泊まっても大丈夫だろう

明日から依頼を達成しながらドロップ品も売れば何とか生活できそうだ


ギルドでテルンの宿という安い宿を教えてもらった

料金は1泊食事無しで1500ルターだそうだ

早速その宿に硬いけど安いパンを1個買って行った

シュガーちゃんは宿に入れなかったので宿の馬小屋で寝かせてもらえるように

お願いしたら追加で料金は取られたけど了承してもらえた


移動で疲れたので宿の部屋に入るとすぐ寝てしまった

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