第20話

朝起きたら出かける準備をして

ギルドに向かった

シュガーちゃんには宿屋の馬小屋で待っていてもらっている


せっかく武器も買えたし街の外に出る依頼に挑戦してみようと思う


街の外での依頼は薬草採取や初心者でも倒せる弱い魔物の討伐依頼だ


薬草採取は依頼を受けなくても現物を持ってきたら達成になるらしい

討伐依頼はギルドカードに討伐数を反映させる為に依頼を受けてからのスタートになる


ゴブリン討伐の依頼を受けて見ようと思い

受付に行く


「すいません!

ゴブリンの討伐依頼を受けたいんですけど」


「かしこまりました

それではギルドカードをお願いします」


「はい

お願いします!」


「これで受注出来ました

討伐依頼の説明をさせていただきますね

この依頼はゴブリンを5匹討伐で依頼達成で、1500ルターになります

5匹以上討伐した場合は1匹に付き200ルターの追加報酬があります」


「わかりました!

ありがとうございます」


受付の人にお礼を行って宿に戻りシュガーちゃんを連れて一緒に昨日の森に向かう。


「シュガーちゃん、今日はゴブリン討伐の依頼を受けてきたよ!

頑張ろうね!!」


『がんばろー!』



森に着いてから1時間位歩いているけど

その間ゴブリンには1回も出会っていない...


1人で依頼達成目指すなんて強がらないでシュガーちゃんに手伝って貰った方が良かったかな


一緒にいたら魔物が逃げちゃうからシュガーちゃんには少し離れた場所にいてもらってるんだけど今からでも手伝って貰おうかな


「シュガーちゃん、ごめんなさい!

ゴブリンを全然見つけれないから手伝って欲しいんだけど...」


『わかったよー!

着いてきてー』


シュガーちゃんの後を着いて行くと5分もしないうちにゴブリンを1匹発見出来た

探すの手伝って貰ったから倒すのは自分だけで頑張ろう!


「シュガーちゃんありがとう!

頑張って倒してくるね!」


シュガーちゃんにそう声をかけて

ゴブリンに気づかれる前に攻撃を当てようと走って行く


後1メートル位でゴブリンに攻撃が出来そうという所でゴブリンに見つかってしまった


「グギャギャギャ」


こちらに気づくと一瞬戸惑ったけどこちらが私1人だと気づくとニヤニヤと笑いながら嬉しそうな声で何かを言い始めた


『サリー!止まったらダメ!!』


シュガーちゃんが気づかれた事に戸惑って止まってしまった私に声をかけてくれて何とか気を取り直すことが出来た

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