第2話 幽霊との同棲
チュンチュン…
鳥の鳴き声が聞こえる。もう朝か、学校行きたくないな。
あ、そういえば昨日のあれ、夢なのかな。
片付けが終わってそのまま寝ちゃったけど………
ん?台所に誰かいる………誰だろう………
そして俺はベッドから起き上がった。
それから台所を見ると黒髪ロング………じゃなく、ポニーテールの女性がいた。
俺はふと疑問に思ったことをその子に聞いた。
詩音「もしかして、昨日の?」
柚葉は質問の答えを答えた。
柚葉「うん、付き合ったから///幽霊だけど頑張ってるの!」
詩音「え、あ、もしかしてこれって同棲?」
僕がそういうと2人とも顔を真っ赤にして俯いた、僕はひとつ聞いた。
詩音「僕は
柚葉「名前は
詩音「え、僕と一緒?」
柚葉「うん……なんか恥ずかしい」
柚葉「あ、そういえば、
詩音……くん、私の事触れるんだね、どして?」
詩音「う〜ん、僕、1度死んでるからかな?な〜んてね笑」
詩音「あ、そうだ柚葉、今日僕学校だから一緒に来る?誰にも見えないと思うから」
柚葉「うん、行きたい!!」
僕らは柚葉が作ってくれた朝飯を済ませ、家を出たその時、少ない友人たちにあった。この人たちの紹介をしようか。
名前は
俺はいつも通り挨拶をした。
詩音「おはよぉ。玲於、楓雅」
玲於「おぉ、おはよー」
楓雅「おはよ」
乃亜「私たちもいるよ!」
白奈「そうだよ!」
詩音「あーごめんごめん、全然気が付かなかった」
乃亜「あー!!ひどい!」
白奈「さいってい!」
玲於「ははは………ん?てかなぁ詩音、その子彼女?」
楓雅「え、この学校にいたっけ」
詩音「え?見えるのか?」
玲於「え、うん見えるけど………?」
楓雅「それがどうしたんだ?」
玲於と楓雅が柚葉を見てこの子は誰かと聞いてきたのだ。
白奈「は?詩音しかいないじゃん」
乃亜「なにいってんの?楓雅達」
楓雅と玲於「…………え?」
詩音「2人ともこの子のことは今度説明するから今日は何も見てないことにして欲しいのと誰にも言わないで欲しい!それと俺、今日休むわ!ほんとすまん!上手く伝えて欲しい!」
そして僕は柚葉の手を引っ張り家に向かった。
柚葉の手を握った時に僕は気づいた。
柚葉の手、温かいことに。
そう、まさに生きてるみたいに。
でもなぜあの二人はこの子のことを見えたのだろうか……。
…続く……
【休止中】僕はこの日、幽霊に恋をした。 黒宮 真玖/ルギア・ヴァーミリオン @maku00
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