脅威
里奈と将也と遥奈は3時間電車に揺られ、甲信越地方にあるアミューズメントパークに来ていた。
敷地内から遠くに見える、白く霞んだ山々の輪郭がはっきりと分かるほどの快晴だ。
入場ゲートをくぐり、少し歩いたところで里奈は立ち止まり、遠くに見える山々を眺めた。
「うわぁ……山がたくさん見える。いい眺め」
ゆっくりと息を吐き、目を細める。東京ではなかなか見ることのできない光景に、心が安らいでくる。
今日の里奈は念の為ということで、変装のために黒いフレームのメガネをかけている。
里奈が将也を許すために提示した2つ目の頼み事は、遥奈と3人で今里奈達がいるアミューズメントパークに行くことだった。
ここならば東京から日帰りで行ける上、里奈の地元には劣るものの、そびえる山々を見ることができる。将也も最近は遠出することがまったくなかっただろうから気分転換にもなるし、仲直りするために間を取り持ってくれた遥奈のお礼もできる。二鳥どころか一石三鳥だ。
「そういえば、ここからもう少し行くと里奈の実家か」
里奈が山を眺めてうっとりしていることで思い出したのだろう、将也も里奈の横に立ち、山を見渡す。
「まあ、ここから車でまだ3時間くらいかかるんだけどね。だけど山がたくさん見えるとやっぱり安心するな」
将也の言う通り、確かに地図上では割と近そうに見えるものの、アクセスが良くないため思ったよりかかってしまうのだ。
「この風景が、三代さんが多感な時期を過ごしていた頃に毎日見ていた風景……!」
遥奈も里奈の横に駆け寄ると、圧倒されたような表情で遠くに視線を向ける。
「あ、でもちょっと似てるなーって思っただけで冷静に見るとそこまで似てないかも」
確かに同じ山ではあるものの、里奈が生まれ育った地元の山々とは存在感、山肌の美しさがまるで違う。
「なんだ。つまらない」
遥奈は即座におもちゃに飽きた子供のように山々から視線を外した。
「まあ、今は山よりも、せっかく来たんだからアトラクションを楽しもう? あれとかどうかな」
遥奈の手のひら返しっぷりに里奈が苦笑を浮かべつつ指差した先には、コンクリート製の2階建ての建物がそびえ立っていた。実際はそういう特殊ペイントなのだろうが、長年雨に晒されたことにより全体的に黒ずみ、苔むしているように見える。
昭和を思わせる古びたデザインは、学校のようにも、病院のようにも、マンションのようにも見える。
建物は塀に囲まれ、建物自体や塀、門の黒ずみは特殊ペイントだと言われなければ分からないほどリアルだ。
「知ってます! あれってめちゃくちゃ怖いって有名なお化け屋敷ですよね」
「げぇ」
遥奈はお化け屋敷が好きなのか、目を輝かせながら身を乗り出し、将也は露骨に嫌そうな表情を浮かべた。
「そう。最近リニューアルしたんだけど、3人に2人くらいは途中でギブアップしちゃうくらい怖いんだって」
里奈は決して怖いものが好きなわけではないが、皆作り物だと分かっているはずなのにそこまでギブアップ率が高いのは興味がある。1人で入るのは絶対ムリだが、3人で入るなら面白そうだ。
「面白そうですね。行きましょう!」
「じゃあ行こっか」
里奈と遥奈が乗り気でお化け屋敷に向かって歩き始めようとすると、
「おいちょっと待て、本当に行くのか?」
2人に向けて手を伸ばしながら将也が呼び止めた。
「あれあれ~? もしかして、朝倉さん怖いんですか?」
遥奈は振り向くと小馬鹿にしたような笑みを浮かべながら、わざとらしく手を口元に運ぶ。
「違う。なぜよりによってお化け屋敷が一番なんだ。普通お化け屋敷って真ん中辺りじゃないのか? ほら、他にもいろいろあるだろ?」
将也はお化け屋敷の後ろに見えるジェットコースターを指差した。ちょうど高いところから急降下するタイミングだったらしく、悲鳴が聞こえてくる。
「とか言って、そうやって屁理屈をこねて最後まで入らないつもりなんですよね? 分かってますよ」
遥奈が憐れみの眼差しを将也に向けると、
「……やってやろうじゃん」
ここまで言われっぱなしは流石に我慢ならなかったのだろう。将也は大股で歩き始め、里奈と遥奈を追い抜き、遥奈、里奈の順番で将也に続く。遥奈は後ろを歩く里奈に一瞬振り向くと、笑いをこらえているような表情を見せた。狙って将也を煽ったのだろう。そんな遥奈に、里奈は思わず吹き出してしまった。
「どうした?」
後ろの気配を察知したのか、将也が後ろを振り返って尋ねたものの、その時には遥奈は何事もなかったかのように戻っていた。
里奈も同じように何事もなかったかのように振る舞う。
「ううん。何でもない」
「……? そうか」
将也はどこか腑に落ちてなさそうな反応を見せたものの、視線を前に戻した。
「うん」
里奈は将也の背中を見ながら、以前遥奈から言われたことを思い出していた。
『朝倉さんは三代さんのことを好きだって言ってました。だから大丈夫ですよ!』
将也はまだ自分の事を好きでいてくれている。それを聞かされた時、将也と再会できた偶然を感謝せずにはいられなかった。再会してからの将也の態度を見る限り若干疑わしくもあったが、遥奈がウソを伝えてくるとも思えないし、自分の事が本当にどうでもいいなら謝りになんて来ないはずだ。
きっと、何かあるのだろう。そして、いつか将也はそれを話してくれて、いつかは昔のように戻れるはずだ。だから、今日はめいいっぱい楽しもう。
アトラクションも終盤に差し掛かり、遥奈、里奈、将也の順番で病棟の廊下を模した長い通路を歩いていた。
「……さて、次はどんなのが出てくるんですかね?」
お化け屋敷を満喫している、といった様子でツインテールを揺らしながら腕を大振りで歩く遥奈に、
「もう、出てこなくていいよ……」
道中何度も驚かされ疲れ切ってしまった様子の将也は精気のない顔で答えた。
「朝倉さんって本当に怖がりなんですね。私朝倉さんの驚いた声の方がびっくりしちゃいましたよ」
「うるさいな。ちゃんと前見て歩け」
後ろを振り返り、場違いな無邪気な笑みを将也に向ける遥奈に、将也は追い払うように手を振って前を歩くように促す。
建物の外観と同じく壁やドアは汚れや傷の特殊ペイントがほどこされ、青みがかかった薄暗い照明で照らされている。いかにも何か出てきそうな半開きのドアや物陰が等間隔で設置されていて、里奈も近くを通る時は自然と体に力が入ってしまう。だけど、それがいい。
「この肌がひりつくような感覚、たまらないよね」
里奈もお化け屋敷を満喫していた。テンションが上がっているせいで、つい通ぶったようなことを口走ってしまう。
「ですよね! きっとそろそろ何か来ますよ」
「勘弁してくれ……」
好奇心に満ちた目で周辺を見渡す遥奈に、死にそうになってる将也。その対比がおかしくてつい笑みが漏れてしまう。
「そういえば、あとどれくらいなんですかね?」
「えっと、多分この通路が最後なんじゃないかな?」
遥奈の問いかけに、里奈が腕時計を見ながら答える。
「やっとか……」
将也が安心したようにため息をついた次の瞬間。
「うおぁぁぁぁああああああ!!」
どこかに出口があるのか、ボロ布を纏い、真っ青な顔をした男が後ろから突如現れた。
「うわあああああああああ!!!!」
ついに我慢の限界が来たのか、将也は男にも負けない叫び声を上げると、全速力で出口に向かって走り始め、
「きゃ~怖い~助けて~」
遥奈も嘘くさい悲鳴を上げ、将也を追いかけ始めた。
「え? ちょ、ちょっと待ってよ!」
1人になった瞬間、急に心細くてたまらなくなってきた。里奈も2人を追って駆け出す。
「うぉおおぉぉあああおぉああああ!」
ボロ布を纏った男も速度を早め、ただの速歩きではなく、左右にふらつきながら里奈に迫っていた。
「2人とも置いてかないでよ!」
あっという間に先まで行ってしまった将也と遥奈に向かって叫ぶも、2人は速度を落とす気配を見せることなく姿が見えなくなってしまった。
こんな走りにくい靴で来るんじゃなかった。里奈はできる限りの速さで走りながら一瞬自分の足元に視線を向けた。低めのハイヒールとはいえ、やはりスニーカーに比べたら走りやすさは雲泥の差だ。
「うおおおうううううおぉぉおあおあああ!」
後ろを見ずとも声で男が付かず離れずの距離にいるのが分かる。きっとそういうマニュアルなのだろうが、そのせいで余計怖い。
曲がり角に差し掛かり、壁にかすれた文字で『出口』と書かれているのを見つけたことで、里奈は気持ち走る速度を上げた。相変わらず後ろではボロ布を纏った男が奇声を上げながら追いかけてきている。
里奈が曲がり角を曲がった瞬間、曲がり角に置かれている棚からもう1人ボロ布を纏った男が飛び出してきた。
「うううううぅうぅぅぅおぉおぉぉおうううう!」
「きゃぁああああ!!」
もう1人出てくるとは思っていなかった里奈は、驚きのあまり転びそうになってしまったものの、なんとか立ち直すと全速力で走り始めた。もう目と鼻の先に出口が見える。
出口の前にたどり着いた里奈は乱暴にドアを開け、飛び込んだ。ドアの先はすぐ出口になっているのではなく、古びた洋室を模した部屋に続いていた。親切に『ここで心を落ち着けてから外に出てください』と書かれた案内が書かれている。
「あれ、三代さん?」
洋室には疲れた表情をした将也と、里奈を不思議そうな目で見る遥奈がいた。
「置いてくなんてひどいよ……」
里奈が2人に向かって頼りない足取りで歩き出そうとした瞬間、ドアが開いた。反射的に里奈が振り向くと、出てきたのは、さっきまで里奈を追いかけていた、ボロ布を纏った男だった。
「きゃああああああああ!!」
完全に油断してしまっていた里奈は姿勢を崩し、尻もちをついてしまった。
男はさっきまでのふらついているような足取りではなく、自然な歩みで里奈のもとにやってくると、
「あの、これ落としましたよ」
見た目に不釣り合いな丁寧な口調で、里奈にメガネを差し出した。
「……え?」
里奈は目尻付近に手を伸ばし、やっと自分がいつの間にかメガネを落としてしまっていた事に気づいた。
「あ、ありがとう……ございます」
まだ混乱した頭からお礼の言葉を絞り出すと、里奈はメガネを受け取り、かけた。伊達メガネなので度は入ってないが、長年メガネをかけていたこともあって視界にフレームが入るとなんだか安心感がある。
「いえいえ。お客さん反応が良くて脅かしがいありましたよ」
男はメイクをしていなければきっと爽やかな笑顔だと思われる不気味な笑みと共に親指を立てた手を里奈に向けるとドアを開け、持ち場へ戻っていった。
「……」
里奈は2人からの視線を感じながら立ち上がると、お尻の埃を払った。将也に視線を向けると相変わらず疲れた表情をしているものの、何か言いたそうに里奈をチラチラ見ている。
「な――」
「朝倉さん朝倉さん! 見ました? 悲鳴を上げる三代さんを!」
将也に何か言われる前に先手を打とうとしたものの、遥奈の方が早かった。ツインテールが揺れるほどに体を動かしながら里奈を指差すと、
「なんですか『きゃああああ!』って! 可愛すぎて今ほど録音してなかった事を悔やんだことはないです。ああ、なんでそこまで頭が回らなかったんだろう。私の馬鹿……」
地団駄を踏んだり頭を抱えたりと大げさなリアクションをしたかと思うと、スマートフォンを取り出し、録音アプリをインストールし始めた。
「その、なんていうか……やっぱり里奈も怖かったんだな」
将也が控えめな様子で言うと、
「先に走って行っちゃった人に言われたくないんだけど? 何ならもう一回入る?」
里奈は両手を腰に当て、威圧感のある笑みを浮かべながら将也を睨みつけると、
「え、いや、それは……」
本当に勘弁してほしかったのか、将也はあっさりと引き下がった。
「それならよし」
自分で言っておいて何だが、流石にもう一度は勘弁してほしかったので、里奈は内心安堵しながら小さく頷く。
3人でいるときはもっと怖がっている将也がいたおかげで大した怖くなかったものの、1人になったときの怖さを知ってしまったら、もう3人でいてもムリだ。
将也は大人しくて、自分を出すことを怖がっていた昔の自分を知っている。だからこそ隠したかった。人間は簡単に根っこから変われるものではないと分かっていても、今の自分はもう昔の自分じゃないという体で将也の前ではいたいのだ。
「それじゃあ、次は何にしましょうか? 私としてはこの『よござんす』ってのに乗りたいんですが」
遥奈が手に持った広げたパンフレットの一点を指差した。そこには『回転数世界一!』というキャッチフレーズが書かれている。
「面白そうじゃない……」
お化け屋敷じゃないならなんでもいい。里奈は不敵な笑みを浮かべると、肩を高く上げ、大股で出口へ向かっていった。
その日の夕方。
あの後3人は敷地内にある絶叫マシンのほとんどに乗り絶叫を堪能した後、近くにある温泉に来ていた。
「はぁ……」
露天風呂に入った里奈は背中を預け、ため息をつく。
湯加減はちょうどよく、歩き回って疲れた足をほぐしてくれる。背中から伝わってくるごつごつとした岩の感触、肺に入ってくる湿った空気、お湯に浸かっていない顔の冷たさ、湯船にお湯が注がれる音、全てが気持ちいい。
お化け屋敷や絶叫マシンで思いっきり感情を上下させた後に、温泉で身も心もリラックスさせるのは健康に良いのではないのだろうか。確証はないがそんな気がしてならない。お化け屋敷はもうあまり行きたくないけど。そんなことを里奈は思う。
「お隣失礼しますね」
里奈が声が聞こえた左上に視線を向けると、そこには遥奈が立っていた。チャームポイントであるツインテールをほどき、後ろでまとめている。そのせいか普段より若干大人びた印象を与える。
「うん」
里奈が短く答えると、遥奈は湯船に入り、里奈の隣に腰を下ろした。
遥奈は表情を緩ませてホッとため息をつくと、
「はぁ……気持ちいい。露天風呂って、頭と体の寒暖差がいいんですよね」
里奈が内心「よく分かってるな」と頷きたくなるような一言を放つ。
しばらく2人無言で湯船に浸かっていると、遥奈が話を切り出した。
「今日は誘っていただきありがとうございました。一回行ってみたかったので、とっても楽しかったです」
「それならよかった」
今日一日の反応を見ていれば楽しんでいたことは分かるが、それでも実際口から「楽しかった」と言ってもらえるとやはり安心する。
「でも」
「うん?」
里奈が首だけ動かして遥奈を見ると、
「本当に私ついてきてよかったんですか? 2人のお邪魔だったんじゃ」
心細そうに視線を落としている遥奈がいた。
「大丈夫大丈夫。むしろ遥奈に来てほしかったから」
「?」
きょとんとした顔で首を傾げる遥奈に、
「遥奈がいなかったら私達仲直りできなかっただろうから、そのお礼ってこと」
里奈は温かい眼差しを送る。
一瞬遥奈は目を丸くして固まっていたものの、
「ああ……今ほど生きてて良かったと思った日はありません。幸せすぎて気が遠くなってきました……」
恍惚とした表情で天を仰いだ。
「え、ちょっと大丈夫?」
里奈は両手で遥奈の肩を掴むと湯船から引っ張り出した。
「あ、すみません。露天風呂だから頭は冷えてるのに……」
遥奈は顔が少し赤いものの、意識ははっきりしていて、受け答えは問題ない。これならしばらく湯船の外に出ていれば大丈夫そうだ。里奈も湯船の端に腰を下ろし、足だけお湯につけた。
「ああ……露天風呂ってこの体が冷える感覚が気持ちいいですよね」
火照った体が冷えていく感覚を味わっているのだろう。目を閉じ、吐息混じりで遥奈が呟く。
「あ~、うん、そうだね」
それに対して里奈は生返事で答えた。里奈の意識は、遥奈の胸に向けられていたからだ。
前から思っていたけど、この子、胸がめちゃくちゃ大きい……。
小柄な体格とは不釣り合いな2つの膨らみの主張は凄まじく、そのアンバランスさに、里奈の視線は乳房に吸い込まれてしまう。
決して里奈も小さいというわけではないが、常識的なサイズだ。規格外の大きさに、里奈は敗北感を抱かずにはいられなかった。
「そういえば、ここってあんまり眺めよくないんですね」
少し休んで元気になったのか、遥奈は立ち上がると遠くを眺めた。実際、露天風呂とは言ったものの高い柵があり、どちらかと言えば屋外風呂だ。
「まあ、近くにいろいろあるしね……。だけど確かにちょっと残念だね」
この温泉はアクセスが良い代償として、近くには様々な商業施設がある。本当に露天風呂にしてしまうと間違いなく丸見えになってしまう。
「三代さんって山が好きなんですか?」
体が冷えてきたのか、遥奈は再び湯船に浸かると里奈に尋ねた。
里奈もそれに倣い湯船に浸かると、
「山というよりは、地元で見える山の風景……かな」
もう随分と見ることができていない風景を思い出しながら答える。
「どんな山なんです?」
「夏でもてっぺんに雪が残った山がたくさんあって……それを遮るものが全然無いからとてもよく見えるの。それが本当に綺麗で、落ち込んだときはずっと山を見てたりしたな。あの山たちみたいに小さな事に動じない人間になれたらな、って思ってた」
最後に見たのはもう何年も前だというのに、昨日見た光景かのように頭の中にたやすく映し出すことができる。あの風景をいつでも見たいだけ見ることができたのは恵まれていたのだなと、東京に住むようになってやっと気づいた。
「なんかそういうのって素敵ですね。私も見に行きたいです!」
「そうだね。いつか見に行こ。夜は星もきれいなんだよ」
目を輝かせる遥奈に里奈は素直に頷いたが、なぜか遥奈の表情が暗くなり始めた。
「ん? どうしたの?」
「その『いつか』って社交辞令じゃないですよね?」
不安そうに遥奈が尋ねる。
「ああ」
理由が分かった里奈は思わず苦笑を浮かべる。普段とのギャップに、なんだか可愛なとつい思ってしまった。
「社交辞令じゃないから、長い休みが取れたら行こ?」
明るい表情で答えると、
「やった! ありがとうございます!」
遥奈は里奈に抱きついてきた。
「ちょ、ちょっと。大げさだよ」
遥奈の大きな胸が里奈に押し付けられる。遥奈のそれはハリがありつつも程よい柔らかさがあり、驚異の胸囲に脅威を感じずにはいられなかった。
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