応援コメント

11」への応援コメント

  • 紙月三角様

    「自分では分からない作品の長所や改善点も~」の企画にご参加くださりありがとうございました。
    本作のタグに「キャラクター小説大賞」があったので公募作として読んだ方がいいのか迷いましたが、読み進めてWeb小説として読んだ方がいいと思いましたので、Web小説としての感想を書きます。
    私の少し前に批評している方がちゃんと読み込む方なので、私から言えることは多くありませんが……

    まず、03話くらいまでの出来は非常に素晴らしいと思いました。
    01話から登場人物が4人も出てきますが、自然に出てきていると思います。
    それから03話まで設定の説明、情報の出し方が自然で、マリーさんから言わせることで説明的でもなく非常に上手いと思いました。
    掴みとしては最高の書き方のような気がして、見習いたいくらいです。

    また、瑠衣さんのような登場人物の性格が地の文で説明するのではなく、その言動で性格が分かるように書いているのも凄いです。
    読んでいて、瑠衣さんはこういう娘なんだな、と最低限の性格が分かるのは凄いです。ここは後で深堀するのが前提なので、最低限、と書いていますが。

    文章も上手くて、情景描写も上手くて技術がある作者様なんだと思いました。
    ですので、読んでいて「ここおかしいな」と思うのは「できていない」のではなく「意図的にしていない」もしくは「無視している」のかなと思いました。

    本作をWeb小説として読んだ場合に改善点があるかというと、個人的には無いと思います。
    本作に個人的に問題点を感じるところがあるのですが、「Web小説だから」「キャラクター小説だから」で説明できる範囲だと思います。

    ですので、以下は私が読んでいて感じた問題点ですが、本作に反映することは無いと思います。
    ただ、一読者がWeb小説としてよりは、読み物として感じたことを何か役に立てばと思って書きます。

    ここまで読んだ感想を一言で言うと「初戦が長え…」でした。
    ここまで1話が4千~5千文字くらいで11話あるので5万文字以上使っていると思うのですが、登場人物が4人だけでずっと学校で戦っているだけのお話だと思っています。

    冒頭で瑠衣さんがマリーさんと出会ってから、小鳩ちゃんとずっと戦い続けて、一冊の本の半分以上を使っていると考えると、個人的には長すぎると思います。
    少なくとも、この第一戦にストーリーは無いかな、と。マリーさんが相手を出し抜く「展開」とかはあるのですが、あくまで狭いなかでのお話が進んだだけというか、「物語」としてのストーリーはあまり感じませんでした。

    漫画や映画で同じ手法を取るかな、と考えると「無い」と思います。
    ただ、設定が上手くて、文章も上手くて読めてしまうので成立してしまうイメージです。
    ただ本作はWeb小説なので、これで成立しているとは思います。

    あと単純にセリフは長いと思います。
    映像で考えると、かなりシュールなシーンが多いと思います。戦闘中なのに探偵が推理を披露しているような。
    悪辣な小鳩ちゃんが、話し続けているのをずっと聞くかなと思います。不意打ちとかしそう。

    また、最初に言動で性格を説明できて凄いと書きましたが、それ以上の人物の深堀がされていないので共感しにくい気がしました。
    瑠衣さんが小鳩ちゃんに虐められているのは分かるのですが、設定としてはあっても描写が無いので、イマイチ瑠衣さんが小鳩ちゃんを倒したいとか、戦いに勝っても成長した感が感じられなかったです。
    ただ、キャラクター小説だから、で納得できる範囲だと思います。

    最後になりますが、小鳩ちゃんみたいなクソ女が大好きでした。
    長くなってすみません。ありがとうございました。

    作者からの返信

    小語様

    批評ありがとうございます!

    長い、そうですよね…。他の方からも言われてて自覚もあったのですが、それでも、展開もなく長くなってしまっているというのは指摘してもらってありがたいです!

    キャラの性格とか区別つくようにとか一生懸命になりすぎてしまったせいだと思います…。
    (性格説明出来てると褒めていただけたのも、これだけ文字数多けりゃあそれはそうでしょ、という気もしますし…)

    漫画、映画は結構意識してるので、やはり、もっとコンパクトに説明と個性を出せるよう努力をしようと思います!
    重ね重ね、ありがとうございました!


    最後に…自分もクソ女、クズ女キャラ好きなんです!それが共感出来ただけでも良かったです!

  • 【良い所も気になる所も書く】ルールで読む企画より訪問いたしました。

    一区切りの11話までの感想を、応援コメントで書かせていただきます。
    全文ではないためレビュー側では記載を行わず、星のみとさせていただきます。

    ●感想
    近年の異世界転生ものなどのジャンルで見られる『〇〇お嬢様』をキャラとして利用したバトルロワイヤルもので、ソフトな百合の雰囲気のあるライトノベルとして、魅力のある作品だと感じました。

    現代にも通じる00年代の雰囲気を感じる設定や、要所を押さえたこなれた文章、ピンチと逆転で起伏のある展開など書きなれた安定感があり、少し突飛な部分も上手くコミックリリーフなどで紛らわせるなど、技術も感じられました。

    キャラクター面でも、台詞だけで特徴が詰める話し方など、うまく特徴が戯画化されていてグッドでした。

    特に01での重要場面→主人公説明→出会い→戦闘の部分は、導入箇所として説明よりも読者の興味をひくことを優先して構成されており、良かったと感じました。

    ●気になった点
    以下は私個人の感想ですので、流す程度で見て頂ければありがたく思います。
    基本的には、ライトノベルとして形になっている作品だと思いますので、大きく気になった部分はありません。

    ただ、ジャンルの特徴や分かりやすさの面で、下記が気になりました。

    ・描写について
    前提として『お嬢様』『百合』が一つのテーマでありジャンルであることから、耽美さが意識されると私は感じました。
    恐らく紙月三角さんもこれは意識されており、01では人物紹介も含めて少し厚めに外見的特徴や優雅さを強調して描写されていたかと思います。

    例4
    「わ、わわ……うわ……」
     またさっきのことを思い出してしまったのか、ガタガタと体を震わせてしまう。あまりに慌てているからか、小鳩の恰好がいつの間にかメイド服姿になっていることにも、気づいていないようだ。
    「ふん……来たわね」
     一方のマリーは、何故か余裕そうな態度だ。
    「待っていたわよ? 正直、もう少し早く来てくれるかと思ってたから、待ちくたびれていたくらいだわ」
    「はぁー?」
    「ア、アンタ、何言ってるのよっ! さっきは、ワタシの能力に怖気づいて自分のほうから逃げ出したくせにっ!」
     →4から顕著になってくると感じましたが『マリーは余裕そうな態度だ』のように、敵を迎えて恰好をつけるような軽いキメの場面でも描写が薄く、徐々に世界観から耽美さが薄れていくように感じました。
     また、描写の減少と共に複数人でも台詞が続くことが増え、誰がどれを言っているのか、一見するとわかり辛くなっているように感じました。
     恐らくご自身でも分かっているとは思うので、私が例文を書く必要はないと思います。案だけ言うのであれば『迎えたマリーがいつの間にか音楽室の中央に置かれた椅子に座り、いつ淹れたのかもわからない紅茶を片手に夕陽を背にして、悠然と微笑んでいる』ようなギャグ混じりのものでも良いかもと思いました。

    会話での説明が劇のように長くなっていく点や、展開に合わせて情緒の上下が激しい点なども気にはなりましたが、ある程度分かった上で行っていると思いますので、詳細は省かせていただきます。

    上記はあくまで私個人の感想です。

    全体としては、技術的にも年季の感じられる読みやすいライトノベルで、良かったと感じました。
    疑問点、不明点等ありましたら、私の同企画用の近況ノートへお願いいたします。

    このたびはご参加誠にありがとうございました。同企画がなにがしかのお役に立ちましたら幸いに思います。

    作者からの返信

    甚平 様

    コメントありがとうございます! だいぶ長くなってしまった話なので一章だけでも読んでいただけてありがたいです!

    自分で狙って書いてる部分が、ホントに読んだ人に伝わってるかなっていうのはいつも不安だったので、そういう構成的な部分を(むしろ自分で思っていたよりも上手に)言語化してもらえて嬉しいです!

    気になる点、
    正直ちゃんと意識できてた訳では無いのですが、「どんどんお嬢様っぽさなくなってるな…」とは思ってました…。
    そうか!そういう感じでキャラの個性を表現すればよかったのですね!
    その他の分もふくめて、(適宜取り入れられる部分は)今後の創作に活かさせていただきます!


    読者の方の率直な意見(特に気になる点)はなかなか聞ける機会ないので、今回この企画参加出来て、本当に良かったです!
    改めて、企画&コメントありがとうございました!

  • 初めまして!
    企画から来た犬飼と申します。

    能力バトル系を好んで読みますが、お嬢様の「肩書き」と「淑女能力」という設定がいいですね。やはりある程度能力は「肩書き」と連動したものになるのかと予想してみたり。
    能力だけでなくどんなお嬢様が出てくるのかも楽しみですね!

    そして単純にいじめっ子を能力でぶっ飛ばすのではなく、能力を看破して逆転するシーンは秀逸です!
    思わず脳内で処刑用BGMがかかり始めました。五部のアレです。
    そんな話をしていると瑠衣がマリーのスタンドのような見方もできて面白いです!

    引き続き拝読しますね!

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    そもそもの自分が書いてるモチベーションが、お嬢様キャラの素晴らしさを布教することなので、「肩書き」もお嬢様っぽさを重視してます!
    (傲慢とかお転婆とかのマイナスっぽい肩書きでも、お嬢様っぽければアリ、的な)
    そこから能力も考えてるので、今後のお嬢様の能力も肩書準拠です!

    あと、完全に自分の趣味ですが、
    バトルはやっぱり逆転が好きなので、
    正直、こんなんどう見ても負けじゃん…と思ってからの逆転!という展開ばっかりになってるかもしれません……。(ジョジョにハマった者の宿命ですかね)

    でも、楽しんでいただけたら幸いです!

  • 自主企画への参加ありがとうございます。

    なかなかに波乱万丈なスタートを切ったお嬢様とメイドの物語の始まりを読ませてもらいましたが、非常に面白かったです。
    能力バトルを構図を作者様独自の解釈で広げており、個人の能力で解決するのではなく、必要とあれば逆転に必要なものを思考して導き出し、調達するというのは簡単に描けるものではありません。

    執筆活動頑張ってください!

    作者からの返信

    日野球磨 様

    コメントありがとうございます!
    もともとは、バトル物というかアクションを書けるようになりたいと思って書き始めたのですが……自分の趣味で、いつの間にか頭脳バトルというか、ジョジョで言うところの「相手が勝ち誇ったとき、そいつは負けている」的な物を目指すようになっていました・・(伝われ!)

    そのあたりが変な能力バトルとなって現れて、少しでも楽しんでもらえたのなら、光栄です!

    長ったらしい話ですが・・読んでいただいてありがとうございます!


  • 編集済

    はじめまして、ただのぎです。この度は当企画に参加していただき、ありがとうございました。(遅刻しました。すみません!)キリが良さそうなので、感想を書かせていただきますね。


    素直に面白かったです!アニメを見ている気分でした。初め唐突なバトルに??ってなってましたが、気がついたら引き込まれていました。とにかく掛け合いが面白かったです。

    あと、キャラ!すぐに環境に適応するのではなく、瑠衣ちゃんの(いい意味で)普通の人っぽさが滲みてでよかったです。それでもマリー様の役に立とうと思っておるところが健気だと思いました。マリー様もマリー様で傲慢さが滲み出ていて素晴らしい👏👏こういうデコボココンビ大好きです!!マリー様は絆とかどうでもいいスタンスをとっていますが、きっとこれから二人に絆...あわよくば愛情が芽生えていくのですね!続きが楽しみです。

    敵キャラコンビもよかったです。小鳩ちゃん好きだなあ。瑠衣ちゃんには申し訳ないけど、煽り方が最高でした。確かに小鳩ちゃんの方が悪役お嬢様だ笑

    バトルが一筋縄ではいかないのが良いですね。緩急があって引き込まれました。瑠衣ちゃん大丈夫...?マリー様早く来てー!!と何度思ったことか。最終的にはパワーでしたが、頭脳戦を織り込むことで深みが増していると思います。

    異能バトルものは小説ではあまり読まないのですが、面白い以外の言葉が見つかりません。逆になぜコメントが一つもない?って疑問に思います。書籍化されたら買うレベルなんだけどなあ...。良書です。

    とにかくただのぎの性癖という性癖に刺さった作品でした。でも万人受けすると思います。これは一気読みした方が面白そうなので、次章の完成をお見かけ次第、読ませていただきますね!

    改めまして、この度は当企画に参加していただき、ありがとうございました。


    追記 もしよろしければ、こちらの作品を私のエッセイ「乙女論」で紹介させていただけませんか? その際あらすじを拝借させていただけましたら幸いです。あまり集客力はないと思いますが、よろしくお願いします

    作者からの返信

    唯野木めい 様

    ありがとうございます!
    こんな長ったらしい話を読んでもらえるだけでもありがたいのに、こんな熱いコメントまで頂いてしまって、めちゃくちゃ励みになりました!

    小鳩は自分も好きなキャラなのですが、いかんせん性格が最悪なので、途中まで違うキャラで行こうかどうしようか迷ってたのですが・・。最終的には、セーラちゃんを(色んな意味で)輝かせるためには小鳩がいないと、ということで入れました。好きになってもらえて、嬉しいです!

    > もしよろしければ、こちらの作品を私のエッセイ「乙女論」で紹介させていただけませんか?

    どうぞどうぞ、酷評でもなんでも、お好きに書いていただいて構いません! むしろ、ありがたいです!

    本当に、コメント嬉しかったです!
    また少しでも楽しんでもらえるものが書けるように、頑張ります!