猫の手を借りた結果、ならあの二匹にお願いしますか~
ハリー
猫の手を借りた結果、ならあの二匹にお願いしますか~ そう、あの2匹、いや一匹と一羽ですか、、
*「ど~も~、ハリーアップで~す!」
「お世話になっておりまーす、ハリーアップで~す」
*「今回もよろしくお願いしま~す!」
「KACもとうとう、第9回ですよ!」
*「キューカイ? キューカイ?」
「分かりづらいですけどね。それを言うなら『キューちゃん!』ですよ」
*「分かりづらいカー。じゃあ、『Qちゃん!』で!」
「そんなね、金メダリストにむかって失礼です」
*「残念でしたー!おばけの方でしたー!」
「あーあ、本家の方ね。O次郎とかね、、、」
*「Oh! 二郎!」
「そんなね、外国人さんが突然、二郎さんに会った時みたいなネーミングじゃないです」
*「ラッタッタね、ラッタッタ、、、」
「それじゃあ、昔のスクーターでしょ。バケラッ◯です」
*「まあ、あと1回、しっかり攻めれば我々の勝ちです!」
「別に野球してる訳じゃないですけどね。そういう時期ですけど」
*「せめて、攻めていきましょう!」
「何をそんなに攻めたいんだか、、、 さて、今回のお題『猫の手を借りた結果』という事で、我々も猫の手を借りちゃおうと思います」
*「大丈夫ですかね~~~」
「戦々恐々ですけどね、、、では、拙作『猫とカラスの日常』から猫君とカラス君でーす!」
*「猫君とカラス君、お願いしまーす!」
-------
*「ど~も~、猫で~す!」
「カラスで~す!」
「「2匹合わせて、『ネコカラス』で~す!」」
「なあなあ、猫君。このコンビ名、何のひねりもないね」
*「仕方ないよ、カラス君。突然の出演依頼、しかもお笑いだって。何の準備もしてないよ」
「そんなんで、大丈夫カー?」
*「何とかなるでしょ、、いざとなったら、、、寝ます!」
「出た、猫君の18番! じゃあ、今回は目一杯、暴れるカー!」
*「いやいや、僕らそんなキャラじゃないし。いつもどおりで良いんじゃないの」
「でも、猫君。僕ら、今までこんな長い話に出演したこと無いよ!」
*「そうなんだよね、いつもはほんの4-5行で終わりの、4コマ小説みたいなもんだからねー」
「どうしよう?」
*「え、なんか無いの、カラス君?」
「では、お招き頂いたお二人に合わせて、川柳合戦でもしますか。お題は『猫』で」
*「はい、じゃあそれで!」
「もう! では僕から行きますよ。『猫の手を 借りたい時には 君寝てる!』」
*「そんなものですよ、猫なんて。寝るのが仕事なんです」
「それは赤ちゃんでしょ!」
*「まあまあ、、寝るのが幸せなのは変わらないですけどね。では僕の行きますよ。『畑にて じっとたたずむ 猫がいる、、、』」
「珍しく考え事でもしてたんですか?」
*「いや、これはですねー、一日の大事な作業をしてたんです!」
「というと?」
*「畑に肥料をあげてたんです!」
「まったくもう! 柔らかい土の上でじっとしてる猫は要注意!」
*「大事な時なんでね。邪魔しないでね」
「じゃあ、次行きますよ。『にゃーにゃーと うるさい夜よ 発情期!』」
*「まあ、そういう時もありますよ。無性に興奮しちゃうんです!」
「うるさくて眠れません!」
*「まあ、一時ですから、一時」
「じゃあ、次です。『おとなしい 猫は玉無し 魂なし!』」
*「こわっ! 玉大事!」
「よーく考えてくださいね。玉は大事ですよ」
*「本当ですよ。お願いしますよ。では、僕行きます。家の中の出来事です。『おいそこの 邪魔だよ、どけや! 俺の家!』」
「なんですか、家猫がお父さんから叱られた句ですか?」
*「いいえ。家猫がテレビの前で寝転んでるお父さんを読んだ句です!」
「まんま、逆かい!」
*「はー、長編は大変だね、カラス君」
「ぜんぜん長編のレベルじゃないけどね。ほんの短編だよ、猫君」
*「でも、もう無理! そろそろおイトマしますか」
「だね、猫君」
*「では、皆様、また『猫とカラスの日常』でお会いしましょう!」
「読んで頂ければいつでも会えますカー! ハーイ!」
-------
「猫君、カラス君、ありがとうございました」
*「なんせお題からの急所の出演でしたからね」
「『猫の手を借りた結果』はどうでしたかね?」
*「カラス君もいましたけどね。受けたか、受けないかは、読んで頂いたあなた次第です!」
「そんな圧を掛けても仕方ないです。では、今回はこの辺で」
*「次回もよろしくお願い申し上げま~す」
「宜しくお願い申し上げまーす」
(お読み頂き、ありがとうございました)
猫の手を借りた結果、ならあの二匹にお願いしますか~ ハリー @hurryup1
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