自作品ダイレクトマーケティング

さてここから先は自作品の宣伝コーナーとさせて頂きます!


自分のミステリー作品は3つ。


「無敵の人」(完結済み)


「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証 第1部 ━1989年 サウンドノベル編━」(絶賛エタり中。再開時期は少なくとも1年後。第2部は「2005年編」。第3部は「積み木編」)


そして今作品「この作品、盗作ですよ。」(完結済み)


他2作を読んでくださった方には理解して頂けると思いますが、


タイトルとしては・・・。


「無敵の人」は「」。


「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証」は「」。


って感じですね(笑)。


結構個人的には気に入っているタイトルですが、「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証」は少しタイトルが固いので、もしかしたらタイトルを変更するかも知れません。


「この作品、盗作ですよ。」を最後まで読んで頂けた方。


特にあとがきまで読んで下さった方は薄々お気づきかと思いますが・・・。


自分はミステリー好きでありながら、大のミステリー天邪鬼あまのじゃくだったりします。


金田一少年やコナン君の活躍を楽しく見ながらも、「その話が真実だとしても、こっちの仮説でも話は通るよね?」とか楽しく文句言ったりするのが趣味の嫌な奴です(ドン引きされそうで怖い)。


当然「無敵の人」にもこの天邪鬼な話が要素が含まれています。


これは読者様に取ってあまりにフェアではない要素なので、あらかじめ申し上げておきます。


無敵の人には以下の要素が含まれています。


①解答編と思われる演出の後に『真相めいた話』が語られます。


②しかしその後何の脈絡も無く、後出しの情報が出てきて、『真相』を上書きします。


③そしてその真相は解答編演出時には公開されてない情報なので、その時点では読者は『真相めいた話』にはたどり着く事は可能かと思われますが、『真相』にたどり着く事は基本的にです。


④さらに物語の最後で明らかにされる「真相」も「あとがき」では思いっきり著者は異議を申し上げてます。(つまり著者と言う名の神様が自作品の「この真相」を保証しないと言い出し、他の「真相候補」の存在を示唆します)


ちょっと説明的すぎて分かりにくいですね。


簡単に言うと、金田一君や、コナン君が得意げに解答を語りだし、いよいよ全ての謎を語り終えた!と思ったら・・・。


最後の最後で今まで一度も登場していなかった人物が、何の伏線も脈絡も無しにひょっこり現れて・・・。


「あの、犯人俺なんですけど」


「え?この島にはこの7人しかいなかったはずじゃ!?あの嵐の中で潜伏するのは不可能だし・・・。それにこのトリックを使えば○○さんにも犯行が可能でその証拠はここに3つもあります」


「嵐はきつかったですけど、何とか頑張ってやり過ごせましたよ?ああ、俺が殺したって証拠もありますよ?これと、これと、これとこれ。全部で5つですかね?俺の方が証拠の数多くないですか?」


「けど・・・けど!このトリックなら!」


「それってこのトリックを使えば○○さんにも犯行が『可能だった』、ってだけの話ですよね?」


これはかなり大げさな例えですが、まあこれ位読者さまにとってアンフェアな作品です。


一種の「アンチミステリー」とでも言いましょうか・・・。

あ、因みに自分のミステリー作品には全てタグに「アンチミステリー」と表記されてます。

(「アンチミステリー」を語りだすと長くなるのでググって下さると助かります!)


そして私の本命作品「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証」はアンフェアと言う概念からするとさらに過激になります。


実は「無敵の人」の、

「推理に必要なパズルのピースが全てそろったと思ったら、実は全然そろって無くて、せっかく作り上げた真実が崩れちゃった」現象や、

(実は「無敵の人」も「寒戸関村の惨劇に対する仮説と検証」の実証実験的作品だったりします)


「この作品、盗作ですよ。」で出てきた、作者が真相をあらかじめ決めてない可能性も「仮説の中の1つ」と示唆する場面が登場します。

(この場合、作者は著者の「ちゃっぴー」では無く、1989年編の主人公の「本間鐘樹ほんまかねき」ですが)


さらにミステリーではアガサ・クリスティーが当時賛否両論の大論争を巻き起こした、ミステリー史上最大の問題作「アクロイド殺し」を発表後、様々な議論が繰り広げられ、

「1人称視点では地の文で嘘を混ぜても良い。ただし3人称視点での地の文で嘘を述べてはならない」

と言う暗黙のルールが出来上がりました。


しかし、「寒戸関」ではこのルールが破られる「」が作品内で示唆されます。


あくまで「かもしれない」です。

逆に言えばルールを破らないかも知れません。(ココ重要です!)


一応そのための伏線と、理論武装はしております。


現段階で公開している中では「3人称視点での嘘」の理論武装は3つあります。


読者さまは、その3つを見つける事が出来るでしょうか?(唐突な煽り)。


こうなると、1人称でも3人称でも話が嘘だらけだったら、推理しようがないじゃ無いか!?


と思われる方も多いと思います。


しかし現実社会で考えてみて下さい。


私たちは学校や仕事場あるいは買い物などに出かけます。

その際、1人称視点で物事を判断しなくてはなりません。


通勤、通学、買い物途中、信号機を見てみると青です。

しかし、あくまでそれは私たちが1人称視点で主観的に目視している情報だから、青信号だけど本当は赤信号かも知れない。


それを怯えていつまでも道路を渡れないと、目的地までたどり着く事は出来ません。

皆さんはその様な不便な生活を送っているのでしょうか?


また、私たちは3人称視点で書かれた新聞記事やネットニュースを見て情報を手に入れています。

けれど、もしかしたらこの記事はフェイクニュースかも知れない。

だから、何も情報を見ない!

眼も耳も塞いで何の情報も信じない!

だって嘘が書かれているかも知れないから!

その行動も1つの正解かも知れません。

けれど、その行動はとても不便な生き方にはならないでしょうか?


━━━━━━━━━━━━━━━


以上、長々したあとがきになってしまってすみませんでした。


それではまたどこかでお会いしましょう!!


(あとがきで5,000字越え!?嘘だろ・・・!?)

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「この作品、盗作ですよ。」 ちゃっぴー @chapioziisan

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