第5話 いつからデレンスキーはヒーローになったのか?
①で、ダイアモンド氏は「米ロ両国の関係悪化の原因は一部はロシアのプーチンの最近の政策(私は三部ぐらいと思っているが・・)にあり、一部はアメリカの軽率な政策にある」としている。その一部、アメリカのことが取り上げられず、プーチンの一部の部分のみが取り上げられているのに違和感を感じているのだ。
ウクライナ大統領の国会演説の風景にも違和感を持った。EUではスタンディングオベーションまでしていた(欧露当事者に関わる課題だからエールを送るのは分かるが・・)。いつからデレンスキーはヒーローになったのだ!!
防げる戦争を防げなかった大統領と見たら、また違ったものになる。ウクライナの現状の報道を見るたびに、プーチンに怒りを感じ(KGB上がりが大統領?それしか出来なかったのが正にロシアの問題なのだが・・)、それが増す度に、デレンスキーにも怒りを感じるーウクライナが必死に戦っているときに大統領の批判は如何かの意見がある。私がウクライナの国民だったら今そうする。でも私は外の国の人間だ。別の視点で見ていいと思う。米国のバイデンにも戦争を止められなかった責任がある。米国はNATOの盟主である。ウクライナ問題の最大課題はこのNATOなのだから。ロシアとの問題を抱えたウクライナを加盟させる気はないのだから・・。同盟関係の強化に利用したと見られる節が大である。
次回は、NATOについて触れる。
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