第4話 専門家は本質を語らない!3・24
最早、問題ではなく、戦争になってしまった。今、デレンスキーの悪いことを一言でも発したらバッシングを受けそうな雰囲気である。
誰も(特に専門家と称する人々)問題の本質を語らない。プーチンが発したテーマは「NATOの東方拡大ー特にウクライナの」であった。デレンスキーは今、NATO加盟に拘らないと云っている。この考えで3年前からロシアと交渉していたら戦争になっただろうか、そもそもNATOとは何か?それを語らないで、プーチンが悪い、ロシアの政治体質の批判をしても、問題解決の答えは得られない。私の意見を云うと、嫌われそうだから、『危機と人類』の著者ジャレッド・ダイアモンド(米国大学教授ー先般フィンランドの例を紹介した)の核戦争の危機を取り上げた中の一節を引用する。今、キューバ危機以来の最高レベルにあるとして、米ロ関係の悪化、コミュニケーションの悪化を言っている。
『悪化の原因の一部はプーチンの政策にあり、一部はアメリカの軽率な政策にある。米政府はソ連崩壊後のロシアについて、弱体化してもはや敬意を払うに値しない存在だと片付けてしまうミスを犯した。米国はNATOを掘速に拡大し、かってソ連の一部だったバルト3国を傘下に入れ、ロシアの強硬な反対を押し切ってセルビアに介入し、イランのミサイルへの防衛策だとして、東欧に弾道ミサイルを配備した。こうした米国の行動にロシア指導部が脅威を感じるのは理解できる』と・・写真は著者。又明日、私の見解を。
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