表で戦闘!?

忍者アリンは叫びながら言った。


「今日はダンジョンには入らずに、表の敵を倒すわよ!」


ピピンは歯磨きをしながら言った。


「なんででふ?」


アリンは当然来るであろう質問に快活に答えた。


「ブラックロックの周辺の敵は、1階の敵とほぼ同じらしいの。これはバーで聴いた話なんだけどね!だからまずは上にいる敵を試してみて、そこからダンジョンへ向かっても遅くはないわ」


忍者アリンは続けた。


「それと私達と同じパーティーが沢山いるから、相手が弱ければ倒す事にしたいわね」


「相手が強いか弱いかで言ったら、強いヤツのほうが多いに決まってるぜ」


盗賊のキースがナイフを片手で回しながら反抗する。


「とにかくモーニングを食べましょう。元気の源!」


忍者アリンは肉を何個も頬張っていた。そしてその光景を見にするだけで、食欲を無くすのだった。


忍者モンドはやっとの事装備を付けて、モーニングへとやって来た。ピピンは歯磨き後、下に降りて来る。


僕はというと、夜更かしし過ぎてしまった為爆睡中であった。


「エット~~~~!」


アリンは鍵を開け、口をふさいだ。急の出来事でびっくりしてしまう。


「夜更かし禁止って何度も言っているでしょう」


「すいません…」


僕はパジャマ姿から装備に着替えた。


「とにかくモーニング!カッティングエッジ団集合~!」


忍者アリンは一喝し、今日もお仕事が始まるのだった。

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