ビショップ覚醒

早速パーティは4階で、ビショップのレベルを上げる為、格闘を続けていた。


ビショップは、オールヒールと死人を生き返られる魔法。このツートップのスキルをマックスにしておこうと思って割り振っていた。


その時である。別の敵パーティーと鉢合わせしてしまった。おどろいたのが、うちか

ら去って行ったナターシャがいたことだ!アリンは思いっきり飛びついて容赦なく首

を跳ねた。


敵にも忍者がいたが、レベルが低いらしくまごついた。これは行けると判断した侍は


次々と相手を切って行った。全滅である。


「ったくろくな装備もってないな」


そう言う後ろで侍が忍者アリンに忠告をしていた「相手をするヤツに、決して感情的


にはなるな。忍者の基本だ」


「だってナターシャって…」


「気持ちはわかる。だが忍者になった以上、それは絶対条件だ。わかったすか?」


僕は君が悪いほどレベルが上がっていった。早速オールヒールと蘇生に割り振ってゆく。


盗賊キースが訊ねる。


「どうだレベルは?」


「20レベルになりました」


「調子いいみたいだな。ドンドンいってくれ


「はい」


パーティーはそれからしばらくモンスターを狩っていった。盗賊が敵を把握し、忍者と侍が先陣を切る。ピピンは後ろ側から魔法玉で攻撃する。僕はHP少ない人にヒー ラーをしていく。


いい感じだ。バランスが出来ている。


ここまでローテーションが完璧だと、5階に行きたくなるが、盗賊は否定した。


「今日は4階でいいだろう。わざわざ危険な場所に行くことはない」


「そうですね…充分レベルもあがりますし」


しばらくパーティーはモンスターを狩って行った。レアモンスターは出る気配すら感じなった。



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