侍魂
マップを埋めてない場所へと急ぐ。
と、途中で魔術師7人があらわれるも、戦士ミッドレイも加わりなんとかほぼ無傷で敵を沈める。
少しケガをした箇所をヒールするために僕は患部に手を乗せながら呪文詠唱した。
「こんな傷なんともないぜ?」
「ヒールをやってみたかったんです」
僕が呪文をとなえると、戦士ミッドレイの傷が綺麗な光と共に治っていく。
「おお!呪文詠唱完璧だなエット!」
まんざらでもない表情のエット。毎夜呪文詠唱書を読み込んでいるのだった。
「さぁさぁ先に行きましょ」
盗賊アリンはせかすように2人を起こした。
「マップが埋まってないのはここら辺ですねぇ」
マッパーピピンが言うと、奥の方から白い煙が噴き出し、一人の幽霊がさまよっている。
「ここにイベントがあったんだ~」
マッパーピピンは近づくと、指輪を差しだした。
『これは…あの人の指輪ですね…ありがとうございます。おかげで悔いなく天界に行けます…』
そう言うと彼女は天に上り消えていった。と、同時に全員からピローンと音がした。
「全員LVアップしましたね。やはりイベントはこなして行かないとですねぇ。」
マッパーピピンはそう言ってマップに何やら記入をしている。
戦士ミッドレイは、
「ちゃんとスキルを割り降らないと…うーん…これだ!」
そう言ってポチると、装備が全部取れてパンツ1枚の姿になった。
「きゃあ~~~~‼」
戦士ミッドレイは見事2次職である侍になったため、侍が装備できない武器防具が全て剝がされたのだった。
「戻ろう…ピピンテレポートよろしく」
「う、うん…」
ピピンは魔法陣を出し、全員1階の同じマップのコマまでテレポートした。
「へっくし!」
「こっちに寄らないでよ?」
そんなこんなでパンイチのミッドウェイを引き連れて宿まで向かうのであった。
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