第19話 新しいお屋敷での生活
アンナお姉さんは私の10歳上だから今年20歳になる。だからもう子供を作らないといけない年だったの。
20歳だとこちらの世界では、結婚するのはもう遅いくらいなの。
大体こっちの世界では結婚して子供を作るのは、16歳くらいからになるのでアンナお姉さんはすでに適齢期だったのよ。
だからアンナお姉さんが16歳の時にお嫁さんにした私には、アンナお姉さんを幸せにする責任があるの。
その約束を今果たす時が来たってわけよ?
ちょっと遅い新婚生活になるけど……私は必ず成し遂げて見せるわ!
私はいつだって嘘はついていないの。相手が子供の戯言だと思っていたとしても……冗談だと思っていたとしても……私は嘘をついていないのよ?
私が結婚しましょうって言ったら、相手が女の子でも……それは本当の事なのよ?
◇◇
新しい王都での生活が始まった。
義姉で私の恋人のセーラは今年の入学なので、その準備に追われている。
ライリーちゃんも今年の入学の予定なので、どこに住んでいるのか後で聞いてみよう。もう王都には来ているって聞いたから王都のサントルデ辺境伯の屋敷にいるはずだ。
アンジェは同い年だから、まだターコイズ公爵領にいると思う。でもアマンダお姉様が王都にいるから、そのうち王都に来るかもしれないかな?
王都の屋敷には私の部屋がある。
隣の部屋はセーラの部屋になっていて、私は普段はサリィお姉ちゃんと、アンナお姉さんとセルフィーさんを連れ込んで、一緒のベッドで抱き合って寝ている。
それ以外の日は、セーラの部屋に行ってセーラのベッドに入って一緒に寝ている。
今日はセーラの日だった。朝になり、私はセーラの部屋で目が覚めた。
「ん……セーラ♡……おはよう♡」
「おはよう…ですわ♡」
「ん……ちゅ♡……ちゅ♡」
「セーラ♡今日も可愛いよ?」
「まぁ♡嬉しいですわ♡でも……ちゃんと、お顔洗いましょう?」
「……だよね?セーラも寝癖ついてるよ?」
「あら……恥ずかしいですわ……」
「治してあげるよ?」
私は、魔法でセーラの寝癖を直してあげた。寝汗もかいているので、ついでに顔も体も綺麗にしてあげた。
「まぁ……すっきりしましたわ!マリィありがとう♡」
「うん♡そういえば……入学式の予定はいつだっけ?」
「来週と聞いておりますわ?あと、一週間後になりますわね」
「制服はもう出来たの?」
「出来ましたわ♡……見て見ます?」
もう制服出来てたんだ!見たい!見たいよ?セーラの制服姿!
「うん♡見たい!」
私がお願いすると、セーラはクローゼットに掛けてあった学生服を取って、着て見せてくれた。
「……どうですの?」
「可愛い!とっても似合ってるよ!セーラ!」
セーラは顔を赤くして、恥ずかしがっていたけど、ゲームで何度も見たあの制服を身に纏ってるセーラはとても可愛かった。
ゲームでのセーラは、マリィの敵役として出て来たけど、今のセーラは私の恋人になっているので、余計セーラが可愛く感じてしまう。
「セーラ♡好きだよ♡」
「な……今ですの?」
「今だよ?制服姿が可愛いの♡」
「もう……マリィも好きですのね?」
「セーラは?マリィの事どう思ってるの?」
「もちろん!大好きですわ♡」
セーラは私の恋人、今は大事な彼女なのよ?
私はセーラにキスをした。
「ん……ちゅ♡……ちゅう♡……んちゅ♡」
コンコン! ガチャ!
「セーラ様?マリィ様?お食事の……準備……が……」
セーラの使用人のミスティさんが、部屋に入って来た。
私とセーラのキスを見て固まっている。
「ミスティ?どうぞって言うまで開けないように言ってありましたわよね?」
「申し訳ございません!セーラ様!」
「セーラ?私に任せて?」
「マリィ?……いいですわ♡」
「……ミスティは今年いくつ?」
「はい!今年で15になります……」
「15ならサリィお姉ちゃんと同じ年だね?」
ミスティは使用人だけど、水色の髪が可愛くて私の好みのタイプだった。
「それが……何か?」
「ミスティは、女の子同士は駄目な方?気持ち悪いって思った?」
私はミスティを少し虐めてみることにした。
「いえ……その……すみません!私はそういったことは駄目で!」
私は性女の力を解放してミスティを掌握した。
「ダメなの?」
「……だめではない……です♡はい♡」
「だったら分かるでしょう?」
私はミスティの体を後ろから抱きしめて、胸を揉んであげた。
「ん……あ♡……んん♡」
「ミスティ♡気持ちいいでしょ?」
「はい♡いいです♡……んん♡あああ♡」
「いい?ミスティ♡私とセーラは恋人なの♡分かる?」
「んあ♡分かります♡」
「分かればいいのよ?もちろん他言無用よ?あとで、私の部屋に来なさい?」
「はい♡分かりました♡んあ♡」
「いい子ね♡それじゃ後で来るのよ?」
「……ん……はい♡」
取り合えずミスティはこのくらいにしてあげよう。朝ごはんが先だ。
「セーラ行きましょう?朝ごはん」
「そうね、行きますわ」
その後、食堂に行き、アランとセーラとシーナちゃんとアマンダお姉様とセルフィーさんと私の6人で朝食を取った。
使用人とお世話役のメイドさんは、別枠で食事を取ることになっている。
アマンダお姉様とセルフィーさんは、使用人枠ではないので、王都では一緒に食事を取ることになったのだ。
食事のあと、歯磨きをして……歯磨きと言っても日本のように良い歯ブラシがある訳でもなく、猪の毛を張り合わせた様な奴だ。だからいつも浄化魔法で綺麗にしている。
私は、部屋に戻るとミスティを待った。
そして、暫くすると食事を終えたミスティがやって来た。
「失礼します♡」
えっと、まだ性女の力が効いているみたいね。
「いらっしゃい?ミスティ♡気分はどう?」
「なんか、ふわふわしています……」
「ミスティは可愛いわ♡食べてもいいかしら?」
「え?何をされるんですか?」
「何を?食後のデザートよ?ミスティがデザート役ね?」
「ええ?私がですか?」
私はさらに力を解放してミスティを頂くことにした。
「ん♡……ちゅ♡……んんん♡ちゅ♡……んぷはぁ♡……はぁ♡……はぁ♡」
「マリィ様♡……はぁ♡……私は……マリィ様が♡……好きですぅ♡……あぁ♡」
「うん♡……ミスティは可愛い子ね♡私も好きよ♡」
ミスティは、顔を紅潮させて悶えている。
「おいで、ミスティ♡」
私はミスティをベッドに誘うと……ミスティを私の虜にしていった。
そして、暫くミスティを可愛がっていたら……ミスティは完全に私の物になってしまった。
そして、……ミスティは私の愛人になった。
読者様へ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
これは、百合ハーレムを目指す女の子の物語です。
続きが気になると感じて下さいましたら、
☆☆☆♡にて評価コメント、応援よろしくお願いします。
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