第3話 魔王の力

病院から赤城家に到着をしたのが16時


父親の赤城輝に起こされたのが20時


そして、24時の事。


零時が目を覚ますと部屋の中は真っ暗になっていた。


・・ほほぉ~、闇夜が来たか!この時を待っていたぞ!

今こそ、我が根源の力、邪竜を呼び寄せる魔法、魔笛を使う時が来た!


ンギャー!ンギャー!(ピー♪ピロリ♪ピロリ♪ピロリ~♪)


すると母が現れた!


零ちゃ~ん♡お腹が空いたかな~?オシッコかな~?

先ずはオムツを見てみようねー?


ンギャー!ンギャー!(違う!呼んだのはお主ではないぞ!)


零時は手足をバタバタさせた!


あー、お腹が空いたのね♡

ほら、おっぱいだよ♡


ンギュ♪ンギュ♪(マーマーの得意なミルクの生成魔法だな!うむ、やはりウマイぞ!)


アー、アー(しまっ!またスリープ魔法か)


スーッ、スーッ


零時は眠ってしまった。


トントン♡


マーマーは零時の背中をさすり、トントン♡と優しくタップした。


ダメージ0


ガー!


零時はゲップ(魔導の吐息)をした。


そして、眠りにつくと、

これまで魔王の時に使っていた魔法のいくつかが脳裏に蘇った。


1つ目 ダークスプラッシュ

効果 全ての物を溶かしてしまう水魔法

現在 ただのオシッコ(第3の手【現在、おちんちん】からしか発動しない。)


2つ目 レッドアイ

効果 相手のステータスを全て見る事が出来る。

現在 同じ


3つ目 魔笛

効果 暗黒世界に住む邪悪竜を従わせ、戦わせる事が出来る

現在 ただの夜泣き


以上が現在までに使用できたスキルであった。そして、魔王としての力は0.5パーセント程度しか戻っていない。

人間界(つまり普通世界)

では、魔力は数段、落ちる為、魔法はほとんど使えない事が少し分かった魔王様であった。

が、しかし、魔界奪還の為、魔王様は諦めてはいなかった。


・いずれ!いずれは力を戻し、新たな同士を率いて、魔界へ戻った時には勇者共と人間達をいっそうしてくれるわ!ガハハ~!


母 百合 見てー♡笑ってる♡可愛い~♡


父 輝 本当だ!俺もこんなんだったのかな~?まだ、父親って感じがしないよ。

さ、寝よう♪


うん。おやすみ


・・・その日は終わった。


















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