僕のアレはティッシュを欲しがる

アシカ@一般学生

僕のアレはティッシュを欲しがる

アァ、この時間になるといつもこうなる。

午前1時半過ぎ、いつものように携帯で動画を見漁っていた時、僕のアレはティッシュを欲しがった。

アァ、最近毎日のようにしてしまうのにまたしてしまう。もういい加減直したいところだ。夜中まで起きてないで、さっさと寝てしまう方が得策だったのだろう。

僕のアレは、いよいよムズムズし始めて少しだけ液体を出した。まだティッシュの準備ができていないのに。僕は急いでティッシュを探した。右手は僕のアレをおさえ、左手だけでティッシュを探した。確かベットの脇に置いてあったはず。それなのにティッシュが見当たらない。起き上がりたいところだが、そんなことしたらベットが汚れてしまう。

もう少しだけ、もう少しだけ我慢したいところ。

そんなことをお構いなしに僕のアレからは少量の液体が出てくる。僕のアレから溢れ出る液体は僕の脳の指示を聞かず、もう止まることを知らないのか。

「アァ、アァ」

いよいよ我慢の限界が近づいてきた。その時、やっと見つけたティッシュ。

僕は勢いよくアレにティッシュを押し当てた。




クシュン、チューン。

僕は勢い良くくしゃみを出し、鼻をかんだ。

今年の花粉ほど厄介なものはない。

さっきまで出ていた鼻水も一緒にティッシュで拭き取り、そのままゴミ箱に捨てた。

あぁこれからもっと酷くなる前に、もう寝てしまおう。

今年の花粉症は辛い。

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