第3話 物陰から、イヤニャー!
2022年3月10日、木曜日。
習志の成る店の激辛カレーを食し、歯医者、そして、かかりつけのクリニックへとはしご酒ではなく病院のはしごをして(苦笑)、自宅への戻る途中。
細い路地を自転車で駆け抜けていると、なんと、クロネコさんが出てきました。
例の宅急便ではなく、生命体のほうです。
奴は、やたらに太ってましたな。
こちらは、堂々としておいでです。
そうこうしていると、少し前に、白猫さんもおられました。
こちらも、それなりに太っていらっしゃる。
でも、結構機敏にお動きになられる。
元福岡で現在埼玉県内にある球団のホームランバッター君みたいな感じかな。
~あ、間違えても、巨大親ビンに痩せろと言われた北海道球団の青年君じゃないよ。
さて、このおかわり君的白猫さん、
私から逃れよう、逃れようと目の前をかけていってくれます。
よし、ここで一丁!
ということで、その猫さんたちに、声掛けを実践。
三味線!
シャミセン!
しゃみせん!
自転車の前を進む白猫さんが、この言葉に「反応?」されました。
私の声を聞きだすや否や、駆け出し、路地の曲がり角を曲がり、塀とプロパンガスの間に逃げ込んで、猫座り。
そして、一言。
イヤニャー!
いやマジで、わしには、そう聞こえたニャン。
ニャー、でもニャンでもなくして、いやマジで、イヤニャー!
ビビったのは、もちろん、先方ではなく、私のほうでした。
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